2021.11.17
まだわからない 古江彩佳は一戦必勝で-
JLPGA ツアー2020-21シーズン第51戦『大王製紙エリエールレディスオープン』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が11月18日、愛媛県松山市・エリエールゴルフクラブ松山(6,545ヤード/パー71)で開幕。17日はプロアマ大会、公式会見が行われた。
直近6試合の獲得賞金は9270万円。賞金ランキング2位の古江彩佳が、シーズン終盤を大いに盛り上げている。年間獲得賞金は2億3000万円を超えた。「私も、びっくりしています。まさか、2億円を超えるなんて…」。それはそうだろう。ましてや、実質はルーキーシーズンなのだ。
とはいえ、満足するわけにはいかない。何しろ、勝負の世界は、「2位では忘れられてしまう。1位でなければ」という哲学をもっている。賞金ランク首位の稲見萌寧とは、約1670万円差でも、今季の今大会で優勝を飾れば、まだ逆転の可能性を残す。ただし、タイトルはあくまでもボーナスのようなもの。常に各大会で目指すのは優勝だ。
一戦必勝。負けることがイヤなのだ。「賞金女王争いは意識しない。それよりも、勝ちにこだわる。特に今回は(稲見に)順位で負けたくない」と話した。好調の波に乗ると、持続させることが巧みだ。安定感ならJLPGAツアー随一といえるかもしれない。
ということで、ディフェンディングチャンピオンとして臨む、あすの開幕を「がんばるだけです。グリーンのスピードが速い。特に下りのパッティングは要注意」と、ポイントをあげた。今季の平均パット数1位の真骨頂を存分に披露してくれそうだ。
10月、富士通レディースの優勝で勢いに乗った。優勝→3位タイ→優勝→5位ときているだけに、この順番からいうと、今回は優勝-だ。ちなみに賞金の使い道は、「コスメが好き。母と相談して、OKが出たら少しずつ買っています」。美の追求へも熱心だ。
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