2021.12.1
強風の第2日-下川、西木が首位浮上
西木 裕紀子<Photo:Ken Ishii/Getty Images>
2021年JLPGAツアー
クォリファイングトーナメント(QT)ファイナルステージ第2日が12月1日、静岡県袋井市・葛城ゴルフ倶楽部宇刈コース(6,412ヤード/パー72)で行われた。この日のコースは予報以上の強風が吹き荒れ、忍耐力の勝負。通算5アンダーとスコアを伸ばした下川めぐみ、西木由紀子が首位へ浮上した。1打差の通算4アンダー、3位へ前日の21位からジャンプアップした石川明日香が続く。
QTファイナルステージは、22年JLPGAツアー、JLPGAステップ・アップ・ツアー出場決定戦。第1回リランキングまで、今大会の順位で出場資格を得る。JLPGAツアーは、ランキング30位まで、ほぼフル参戦可能。トーナメント同様、1打が命運を左右する。
下川 めぐみ(1位タイ:-5)
「このスコアはパッティングのおかげです。アドレスを修正したら、しっくりきました。自信をもってストロークできています。1番では風を意識しすぎて、右の林へ打ち込んでしまった。うまくパーで切り抜けていい流れでプレーを続けられました。あすも、集中してプレーしたい」
西木 裕紀子(1位タイ:-5)
「落ち着いて1日中プレーできました。この風の中、ボギーが1つ。ドライバーが安定していて、フェアウェイキープできていました。ですので、風が強かったけれど、冷静にプレーができましたね。(18番のダブルボギーは)左から風がと読んで打ちましたが、思ったよりも風の影響がなく、左ラフへいきました。ミスショットではなかったですね。さすがに大げさに読みすぎました。最後の最後で(風に)やられました。あすも、心静かにプレーします」
石川 明日香(3位:-4)
「(明日は)パーオンして手前から2パットを目指します。(今日は)耐えました。後半は2回しかパーオンしませんでした。風が強くなってきて、ジャッジが難しかった。その中でも、2番のセカンドショットは完璧でした。うまく風を読むことができた。いいバーディーでした」
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