2022.3.30
西郷真央 ジャンボの祝福でさらに上昇
JLPGAツアー2022シーズン第5戦『ヤマハレディースオープン葛城』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が3月31日、静岡県・葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,590Yards/Par72)で開幕する。30日はプロアマトーナメント、公式会見が行われた。
穏やかな表情が印象的だ。今季、4戦2勝。西郷真央はさらに調子を上げている様子だ。充実、そして上昇一途。
「コースの桜が満開。すごくきれいです。桜の花をみると私、とても穏やかな気持ちになる」という。もちろん、それだけではない。28日、指導を仰ぐジャンボ尾崎へ、優勝報告へ出向いたという。「よくやったなぁ、とほめてくださった。ところで、メジャーはまだ先か、とおっしゃって、メジャータイトルをとると、海外へ近づくから、そこへ向かって頑張れ、と激励していただきました」と話す。
ただ、自身のモットーは、「メジャーだけではなく、すべての試合に全力を傾けること」だが、こんな解釈をするところが、すごい。「皆さんが認知する大きな大会に勝つ。海外で通用する選手になるためには、そういうことが大事だと私は思いました」と続けた。
この日のプロアマトーナメントでも、「皆さんがおめでとうと祝福してくださった。ジャンボさんにほめられ、いろいろな方と対面をして実際に言葉をかわすと、優勝の実感がものすごくわいてきますね」と、ひとこと、ひとことをかみしめる様子で、胸中を語っている。
それだけに、優勝直後の今大会が大事。ましてや、ツアー屈指の難コースだけに、「バーディーチャンスをつくるか、それがカギ。ショットの精度が大切です。去年、プレーしてとてもパッティングが難しいと思った。特にピン横からのパッティング。ボールをつけたところで3パットがある」と、警戒を強めた。
入念な準備をかかさないことが身上。ところが、ウェアを選ぶのは、「目覚めた当日の気分です。(前週の最終日は)オレンジと二者択一。どちらにしようかと考え、すっと吸い込まれる黄色にしました。プレーの途中で、そういえば、このウェア、(初優勝した)開幕戦のダイキンオーキッド最終日も着ていたなぁ、と思って…」と漏らしていた。勘がさえるということは、精神面の充実が必要不可欠。
そして、今大会の意気込みについて、「優勝の副賞でピアノがいただける。こういう試合はありません。記念になりますね。すごい」とモチベーションが上がった。今週もまた、有力な主役候補のひとりであることは、間違いなし。
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