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2022.3.30

時は金なり-小祝さくらの流儀を聞いた

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)

 型にはまらない。これが、小祝さくらの心意気だ。現在、さくら前線が東上中。今大会も、春本番のムードである。となれば、この人の季節-と連想するが、「そういうことは、あまり意識はしません。よく、名前がさくらだから、39がいいとかすすめられるけど、私はあまりピンとこない。あまり決めごとをしたくはありません」と話した。

 シーズンは長い。毎週のように勝負がやってくる。ルーティン、ジンクスなどをつくると余計な負担が増えるという考えだろう。

 一方で、前週からあるものを身に着けたことがこの日、話題を集めた。左腕の時計だ。時は金なり-という格言もある。「小さな頃から時間に厳しい環境で育った。待ち合わせなど、常に10分前には到着、といったような…。たまたま、いただいた時計があってつけ始めた」という。そうはいっても、プレーに支障はないだろうか。

 「最初、違和感があるのかなぁ、と思ったけどまったく変わらない。それどころか、試合中も結構な頻度で見ていますよ。とても便利です」とお気に入りだ。てっきり、今季初のトップ5入りに貢献したのか-と感じたが、「あまり関係はありません」とそっけなかった。このあたりが、らしさなのだ。

 また、静岡で開催する試合を楽しみにしている。「おいしいものがたくさんあるイメージ。きょうは、うなぎです」と笑顔をみせた。よく、精をつけるためのスタミナ源のように思われがちだが、「そんなことはありません。おいしいからです」と話した。

 さて、今大会である。開幕から上昇ムードは間違いなし。成績にも表れているが、「いつも、急に調子が悪くなることがあります。そのあたりを十分に注意している」と気を引き締めた。だからより慎重になったのか。すなわち、好調の証。

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