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2022.4.1

気力充実 吉田優利、後半で一変

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)第2日

 悪いことのあとには、良いことがある。気力を充実-吉田優利がその手本を示した。この日は10番スタート。12番でアンラッキーに見舞われた。「すごくいい第1打。でも、ディボットにボールが入っていた」という。そして、第2打はグリーン手前のバンカーへ。結局、ボギーを叩いた。

 さらに、16番では第2打が木に当たり、2メートルのパーセーブもカップに蹴られる不運も重なる。「勝負ですから、いろいろなことがあります。しかし、怒ったって仕方がない。一生懸命、プレーしていればその分を上回る良いことがある、と信じていました」。前半は2ボギーと予想外の内容だったが、「ハーフターンの休憩で、前半は前半。後半、どのぐらい、いいプレーができるか、と気持ちをリセットした」そうだ。

 なるほど、その通り。3番で左手前から4メートルのバーディーが決まった。5番はショットがさえ、2つ目のバーディー。そして、8、9番の連続バーディーフィニッシュで締めくくった。「特に9番。第2打、右上から3.5メートルのパッティングが両方とも気持ち良かった」と笑顔で振り返る。

 2022年はシーズン3勝以上-が目標だ。ハードルをあげた。それだけに、「開幕当時に比べ、上り調子。いいプレーを続けることが優勝への近道です」と話した。一方で、プライベートではスキンケアをより入念に行っている。「毎日、パックをしています。やはり、きれいな肌がいい。原色が今年の流行。メークは変わっていないけど、パキッとコーディネートします」。通算4アンダー、7位タイで予選ラウンドを終えた。春本番、プレーもビジュアルもバッチリ決める。

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