2022.5.6
山本薫里 よみがえった感性で首位発進
2022シーズンJLPGAレジェンズツアー第1戦『太陽生命 元気・長生きカップ2022』(シニアの部:賞金総額1,500万円=優勝賞金225万円、グランドシニアの部:賞金総額250万円=優勝賞金50万円)が5月6日、千葉県千葉市・東急セブンハンドレッドクラブ 東コース(シニアの部:6,100ヤード/パー72、グランドシニアの部:5,469ヤード/パー72)で開幕。レジェンズツアー2勝の実力者、山本薫里が4アンダーで首位に立った。また、満60歳以上のグランドシニアの部は、乃村三枝子がイーブンパーで首位。
(天候:晴れ時々曇り 気温:21.9℃ 風速:3.3m/s)
プロ入り23年目を迎えた山本薫里。ベテランの技が光ったのは15番だ。第1打を池へ入れたものの、リカバリーが素晴らしい。8Iで4メートルにつけ、見事なパーセーブを披露した。やはり、好調の要因はショットだろう。
それも、一変したのはこの日から。「アドレスがしっくりこない。ずっと悩んでいたわけですけど、きのう、ヒントがあった。練習ラウンド中、アドレスで重心が高い。また、木村敏美さんと練習場でお会いしたら、気持ちがパリッとして…。背筋がピンと伸びて、下半身がどっしりした。胸は高くというイメージを持って打ったら、いいボールが打てる。アドバイスを頂戴したわけではありません。急に良くなり、私もビックリした」という。
また、富士通レディース出場時の記憶がよみがえったそうだ。「先輩方の練習を拝見しながら、目や耳で技をいい意味で盗んだりしていたなぁ。レジェンズでは若手だし、ルーキーの新鮮な気持ちへ戻ったのかもしれない」。経験豊富なベテランだけに、時には昔へ戻ることも必要だ。
あすは、雨予報。「最近、雨のラウンドではリズムがはやくなる傾向がある。昔は雨が好きだった。風の日も同様。ニヤニヤするぐらいです」と、大きく頷く。より一層、元気になった。
(新納 智明)
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