2022.6.16
抜群の相性 申ジエはニチレイ&千葉で7勝
JLPGAツアー2022シーズン第16戦『ニチレイレディス』(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)が6月17日、千葉県千葉市・袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6563ヤード/パー72)で開幕する。16日はプロアマトーナメント、公式会見が行われた。
抜群の相性を誇る今大会へ、今年も申ジエが出場する。14年から7回出場で4勝。しかも、2位タイが1回だ。この日のプロアマトーナメント参加のゲストから、「あなたの庭に戻ってきましたね」と声をかけられ、いつも以上に笑顔が絶えない。
「体の奥底から自信がわいてくる。梅雨の時期ですけど、コースコンディションはすごくいいと思いました。でも、雨が続いていたから、フェアウエイやグリーンがちょっと柔らかい。ボールのランがでない。そういうところがちょっとタイトな気がしました」と1年ぶりの感想だった。
昨年、全美貞と4ホールのプレーオフを戦い、自身が世界中のツアーで通算60勝を達成。改めて、元世界ランク1位の存在をアピールした。「コースは比較的、グリーンが小さい。私はこういうコースが好きです。なぜなら、狙うところが絞られる。となれば、ショットの集中力が増す」といい、「たとえ、ミスをしても次にいいリカバリーショットを打てるのは、コースの特性が頭に入っているからかもしれませんね」と、解説する。
ただし、前週はよもやの予選落ちを喫した。予選落ちは、19年の日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯以来。きわめて珍しい。となれば、どうしても今年、手術を行った両ひじ手術の影響が不安視されるが、そうでもないらしい。「前週もプレーそのものは悪くはなかった。でも、決めなければならないところが、残念な結果に…。はやく家へ帰らなければならなくなった」と話した。
それだけに、「第1日、どんなプレーができるかが、今回のカギになると思う。前週の悪いこと、去年までこの大会で好成績があげられたことなど、頭の中からすべて追いやって、新鮮な気持ちでコースと向き合います」とポイントを掲げている。
そして、大会の見どころを17番-と語った。「距離があって、とても厳しいパー3です。風の読みが難しいし、大きな勝負が待ち受ける、最終ホールの前に、どんなパフォーマンスができるか」。これが、勝利のプロセスだ。コースを知り尽くしているから、偶然から必然へ変化させる術が生きる。
勢いがある若手選手へ、これが挑戦状。なぜなら、千葉開催大会は過去7勝をあげていることもパワーの源である。
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