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2022.7.6

青木瀬令奈 もっと厳しく複数回Vを目指す

ニッポンハムレディスクラシック 桂ゴルフ倶楽部(北海道)

 激闘の後。今季初優勝を飾った青木瀬令奈は、「あすからの1カ月、どうやって過ごすか」と新たな目標を掲げた。というのも、通算2勝目をあげた前回の反省からより気を引き締めているという。

 「優勝した後の1カ月、すごく調子が良かった。ただ、私の中で優勝をしたしシーズンの先は長い。ボチボチやっていけばいい。そんな気持ちがあったことも事実」と振り返った。結局、それが甘えとなって約1年間、優勝から遠ざかる原因に。「ゴールではない」と、資生堂最終日の3日夜に改めて誓いを立てている。これもまた、シーズン複数回Vを目指すため。

 猛暑の連戦が続く。好調を維持するために独自のルーティンを構築した。「試合で成績がよければいい」を第一に考え、「とにかく、体を休める。前週、ホールアウト後には一度も練習をしなかった。それだけに、スタート前の練習が勝負。短時間で何をすればいい-など前日にポイントをまとめ、質の高い練習を心がけている」。

 続けて、「あくまで夏の連戦を乗り切るためです。春先から5月ぐらいは、コース外の練習場で多いときは600球ぐらいを打ち込んでいた。練習をもっと、という欲求をグッと抑え込み、今は休む勇気が必要な時です」と説明した。

 一方で、150センチ台の小柄な選手が今季、大活躍していることについて、「身長が低いから、ボールが大きく見えます」と頼もしい。さらに、「きょう、(アース・モンダミンカップ優勝の)木村(彩子)さんから、瀬令奈さんがワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで披露した、ああいうプレーを私もしたいです、と声をかけてくださった。みんなの希望になれたらうれしい」と、背筋を伸ばして話した。

 ツアー最長のヤーデージをどう攻略するか、興味がつきない。

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