2022.8.4
岡田、柏戸 2日連続エージシュート達成
ボンドカップ 「グランドシニアの部」 近鉄賢島カンツリークラブ(三重県)最終日
レジェンズの技を存分に披露。グランドシニアの部は大城あかねの逆転優勝にわき、2日連続でエージシュートの偉業を達成した岡田美智子、柏戸レイ子の活躍にため息がもれた。
満年齢で77歳。喜寿を過ぎても岡田は第1日=74、最終日が76をマークした。昨年の太陽生命 元気・長生きカップ最終日から3回目のエージシュートである。
「きょうも(エージシュートを)狙っていた。ちょっと力が入ったけど、うまくハマって本当に良かったと思う。この暑さでも普段から、朝1時間のウォーキングはもちろんだけど、コースでプレーすることを忘れない。それが私の元気の源」といい、「女性は、年齢を重ねると体力が落ちてしまう。でも、常にポジティブに物事を考えてきた」と話した。
今大会前、新兵器投入も偉業を後押し。「ダンロップさんから、去年のエージシュート達成祝いで、ドライバーをいただきました。1週間前から使って、これが本当に合っている。2日連続のスコアは、いい1Wのおかげです。とにかく、試合はプレッシャーがかかる。スポンサーさん、関係者の皆さん、マスコミの皆さん、日頃から応援してくださっている皆さんへ感謝です。いつまでも、楽しみながらゴルフを続けていきたい」と言葉が弾んだ。
一方、73歳の柏戸レイ子は、2日連続でパープレー。この日は最終ホールでバーディーフィニッシュを決めた。「うれしい。最後のバーディーは特にうれしかった。2日連続でエージシュートです。特に、最終ホールはアプローチがチップイン。ゴルフの神様がいました。私、暑いのが大好き。2カ月後のレジェンズチャンピオンシップも精いっぱい、頑張りたいです」。
コニシ株式会社・大山啓一代表取締役社長から、エージシュート賞として各日賞金10万円、計20万円がそれぞれに贈呈されている。ゴルフは生涯スポーツ。日々、努力を重ねれば必ず報われることを示したプロの矜持だった。
※最終成績 『グランドシニアの部』
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