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2022.10.6

山本薫里 シーズン2勝目へ好発進

<Photo:Yoshimasa Nakano/Getty Images>

 2022シーズンJLPGAレジェンズツアー公式競技『JLPGAレジェンズチャンピオンシップ CHOFUカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金225万円)大会第1日が10月6日、山口県下関市・下関ゴールデンゴルフクラブ(シニアの部:6,292ヤード/パー73、グランドシニアの部:5,682ヤード/パー73)で開幕。山本薫里が6バーディー、1ノーボギーの67をマーク、6アンダーで首位へ立った。2打差の4アンダー、2位タイは押谷直子、斉藤裕子、白戸由香が追う。

 また、満60歳以上のグランドシニアの部(賞金総額200万円、優勝賞金40万円)も同コース(5,682ヤード/パー73)で開催。乃村三枝子、若浦みどりが2アンダーで首位発進した。

 首位スタートは、やはり気持ちがいい。山本薫里が6バーディー、ノーボギーで好発進を決めた。「デキすぎです。最終日だったら良かった…」と笑みがこぼれた。

 6バーディーは、すべて4メートル以内のチャンス。しかも、ことごとくモノにしてノーボギーのラウンドだから、完ぺきといえるかもしれない。「ピンチがあったけど、長いパーパットが入った」とも話している。

 一方、ショットの状態も悪いわけはない。「1Wが良かった。ただ、後半はちょっとバラついていたかもしれない。フィニッシュでクラブから片手放してしまうこともあった。それでも、ボールは真ん中に飛んだ」と、ツキも好スコアを後押しするものだ。

 実は、3週前のステップ・山陽新聞レディースではアクシデントに見舞われている。「車から荷物を出し入れする際、右腕を痛め、夜になると腕が上がらない。これまでそんなことがなかった。ビックリです」と話した。その影響で欠場を余儀なくされたものの、痛み止めの注射、処方薬で急回復。前週、前々週のステップで予選通過を果たし、今大会へ臨んだ。

 来月1日は、40代最後の誕生日。ただ、この日の素晴らしいプレーが示すように、JLPGAツアー、ステップアップツアーなど精力的に出場のチャンスをうかがう。

 この日、好スタートを決めて、目標もワンランクアップした。「2ケタアンダーを目指したい」。太陽生命 元気・長生きカップ以来、今シーズンのレジェンズ2勝目を照準に定めた。

※1R結果【シニアの部】 【グランドシニアの部】

※2R組み合わせ【シニアの部】 【グランドシニアの部】

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