2015.3.16
『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』 開催!
2015年度LPGAツアー第3戦『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』(賞金総額7,000万円、優勝賞金1,260万円)が、3月20日(金)から23日(日)の3日間、佐賀県武雄市の若木ゴルフ倶楽部(6,304ヤード/パー72)で開催される。
若木ゴルフ倶楽部へ舞台を移し、2年目を迎える今大会。「昨年とセッティングなどは変わっていない」と競技ディレクター・井上奈都子は話した。とはいえ、「2年目ということで、雰囲気など、とてもいい感じです。天候次第という条件はつきますけど、見どころ満載の3日間になりそう」と笑顔を見せている。
年間を通じ、メリハリのきいたセッティングを行うのがツアーのコンセプト。今回は比較的、距離が短く、本来ならバーディー合戦の展開が予想される。ただ、昨年の大会を振り返ると、そうはならなかった。森田理香子が通算8アンダーで優勝を果たしたが、勝因はガマン。
「どのホールでも割とアップダウンがある。クラブハウスの周囲のホールには、ウォーターハザードが巧みに配置され、選手へプレッシャーを与えます。また、距離の短いホールでも、風の計算が難しい」と井上は分析している。勝敗のポイントは、7、14番のパー5で「4つあるロングの内、この2ホールでは、しっかりとバーディーを獲る」。16、17、18番の上がり3ホールでは、「難易度はそれほどではありません。だから、優勝争いをする選手は、ここでスコアをググッと伸ばせるか、です」と解説した。
16番(パー4)は324ヤードの左ドッグレッグだ。「距離はそれほどではないけど、ティーショットがカギとなる。ミスをすると、第2打でグリーンを狙えないこともあります」。
17番(パー3)。「勾玉のようなグリーンが目を引きます。アンジュレーションがあって、ピンの位置や落としどころしだいでは、意外な落とし穴が…」。
18番(パー5)。「548ヤードと最も距離があるホール。でも、難易度はそれほど高くはない。そうはいっても、最終日の優勝争いはプレッシャーがかかる。落ち着いてコースと向き合うかでしょう」
ここ数年でLPGAツアーへ出場する選手のレベルが飛躍的に向上したといわれる。それだけに、井上は選手へこんなメッセージを。「スコアを伸ばしてほしいと思います。優勝者は、2ケタのスコアを。それがレベルアップの証明につながる。ギャラリーの皆さんへ最大のプレゼントとなるでしょう」とエールを贈った。
また、本大会では恒例となっているインターネットライブ中継が今年も実施される。今年は1日8時間・3日連続LIVE中継で全18ホールをカバー。LPGAツアーでも数少ない長時間の本格的なインターネット中継で、新たなトーナメント観戦のスタイルを提案する試みにも注目が集まる。
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