2015.3.20
女版・太公望 O.サタヤは釣りの極意で今季初Vを
Tポイントレディス ゴルフトーナメント 若木ゴルフ倶楽部(佐賀県) 大会1日目
各選手が「難しい」を連発する若木ゴルフ倶楽部。そうはいっても、O.サタヤは「大好きなコース」と笑顔をみせた。この日、生命線のショットの調子がいまひとつだった。対照的にパッティングの感触はいい。スタートの2ホールでパーをセーブするうちに、ジワリジワリとショットの調子が右肩上がりになった。「チャンスが来るのを待っていただけ」という。趣味の釣りから学んだことだ。移動の際、バッグには携帯可能な竿を入れている。時間があれば、いつでもどこでも釣りを楽しむためだ。
「釣具店へ行って、このあたりで何が釣れますか? と質問をしてエサを買う。後は、糸を垂らして待つだけ」。16日は長崎で釣りをしてきた。ただし、釣果はゼロだったという。我慢のトレーニングはこうして行うが、シーズン前に誓ったスタミナを養うためのランニングは、開幕戦であえなく断念。「長いシーズンを戦うから、持久力をつけたい。それにはランニングが一番。でも、急に走ったせいか、沖縄の開幕戦で右ひざを痛めた」そうだ。
今大会、手応えはある。優勝へのポイントを質問すると、「ボギーを打つのは仕方がない。それを補うためにバーディーをたくさんとればいい」と話している。ちなみに、第2日の目標は、「バーディー、5つ」。すっかりその気になっていた。
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