2015.3.21
「パッティング。それが私のスタイル」 金田久美子の再挑戦
Tポイントレディス ゴルフトーナメント 若木ゴルフ倶楽部(佐賀県) 大会2日目
「結局は、パッティング。それが私のスタイルです」と金田久美子は、力を込める。さらに、「パッティングが入れば、ソコソコ戦えることがわかりました。アンダーパーを出して、自信をつけていきたい」と自分に言い聞かせるように続けた。
昨シーズン失ったのは、賞金シードだけではない。ファイナルQT上位で今季の出場権を確保したものの、積み上げてきた自信まで根底から崩れ去ったのだ。オフは自分を見つめ直し、1からの再スタートを切ったが、なかなかうまくはいかない。「グリップを矯正したら、ドライバーが10ヤード、アイアンで1クラブ分、飛距離が落ちた。これでは戦えないと思っていたら、今日はパッティングが救ってくれました。ただ、ショットも先週よりは今日、という感じで良くなっていますよ」。
光明を見出したきっかけは、オフの沖縄合宿。ひらめきで、パッティングの練習用マットを購入した。「ラインを出しやすくするため、白いラインがついているもの。私はアドレスで右を向くクセがある。だから、線があればストロークを意識できます」。この練習を朝晩、室内で繰り返してきたという。「起きた時、寝る前。1日最低3回は行う」。パット・イズ・マネーはゴルフの鉄則だ。最終日の朝も、きっちりと練習を行ってから、コースへ向かうという。
そして、もうひとつ。自分への戒めがある。「欲しいものが100はある。でも、去年、稼いでいないからショッピングへは行っていない。でも、開幕前、気合を入れるため、ピアスを買いましたけど…」。女子プロ界のファッションリーダーは、ひたすら忍耐の日々を続けている。
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