2015.3.27
リズムも笑顔も取り戻したO.サタヤ
2015年度、LPGAツアー第4戦『アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI』(賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円)の大会1日目が、宮崎県宮崎市のUMKカントリークラブ(6,494ヤード/パー72)で行われた。初日67をマークし、5アンダーで首位に立ったのは、O.サタヤ(タイ)とイボミ(韓国)。1打差の3位タイにディフェンディングチャンピオンの渡邉彩香と酒井美紀が続いている。(天候:くもり 気温:15.9℃ 風速:2.0メートル)
O.サタヤの表情は晴れ晴れとしていた。先週のことは全てリセットされていた。『Tポイントレディスゴルフトーナメント』最終日。2位に3打差をつけて首位発進したサタヤ。彼女にとっては勝ちパターンのはずだった。しかし、この日は大乱調。81と大崩れし、自滅という形で目の前の勝利を逃してしまった。
数日後、サタヤは片山晋呉プロの元を訪れていた。以前から、コーチを介して片山プロと会うことになっていた。しかし、お互い多忙の身、なかなか会うチャンスがなかった。そんな時、今週、片山プロが宮崎で合宿をしているという話を聞いた。サタヤは糸口を見つけに片山プロを訪ねた。約1時間、片山プロの練習をただ見るだけだったが、そこで感じたのは、同じリズムで振ることの大切さだった。サタヤは、以前から、特に優勝争いなど大事な局面で、リズムが早くなってしまう癖があった。先週の敗因は、まさにそこだった。
そして、迎えた初日の今日。リズムを取り戻したサタヤは67とほぼ完璧なゴルフを展開。18ホールを終えたサタヤの顔には笑みが戻っていた。
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