2025.7.22
プロテスト第1次予選 C地区(裾野カンツリー俱楽部)1Rペアリング
2023.4.28
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント 浜野ゴルフクラブ(千葉県)第1日
永峰咲希はプロになって、50回目のノーボギーラウンドを達成。しかも首位から1打差の3位タイでホールアウトした。奇しくも、首位の吉田弓美子同様、この日が誕生日である。「スタートホールでコールをしてもらえた。とても気持ちが良い朝。ありがとうございます」と感謝のメッセージを伝えた。
ところが、それ以上に顔をほころばせ、「良かったのは11、15、18番のピンチをしのいだことです。どうにか守りました」と粘りを高評価。やはり、プロの喜びは成績を出すことが一番だ。今大会はコーチを帯同し、入念な調整が奏功。
「ストロークの動画撮影をして、ボールの転がりなどがよくわかった。最近、ちょっとアッパーが強すぎて、フェースのトゥー側にボールが当たることもあって…」。わかりやすくいえば、ハンドファーストにしたのだ。それは当人にだけわかる本の少しの違いだが、劇的にボールの転がりが変化した。
クローズアップしたいのは10番。何と12メートルのバーディーが決まる。「この3試合ぐらい、ストレスがたまることばかり。ようやくです」と破顔一笑だった。一方で、今回はハウスキャディーを起用。
「私の好き勝手にできるところがいい」と話しながら、「前日にしっかりとコースマネジメントについて、よりしっかりと準備をするようになった。おかげで迷うことがない。今年からオンラインでピンポジションが前日の夕方、届くことが本当にありがたいです」と、見えない変化も明かしている。
プロゴルファーに限っては、復習より予習が大切。もちろん、ホールアウト後の調整も万全の様子だった。
(青木 政司)
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>