2015.4.2
輝きを取り戻した藤田光里 原点回帰の4アンダー
ヤマハレディースオープン葛城 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県) 1日目
ゴルフが楽しい。そう思えるようになった。前向きになれば、ツキも味方する。「スタートの10番で長い7メートルのバーディーが入って、きょうはラッキーだなぁ、と思いました。後半では8番です。ミスショットがピンから50センチについたりしました」。藤田光里が幸運を呼び込めたのは、手前から攻めることを徹底したからだ。プロの技を存分に披露することも必要。でも、今大会はツアー屈指の難コースだけに、やはり大事なことは基本に忠実に。ましてや、前週の『アクサレディス宮崎』の最終日には、持病の両手首の違和感が激しくなり、痛みが走るようになってきた。
「9ホールを終わったところで棄権しようと思ったけど、最後まで頑張りました。もう、痛みはありません。ただ、違和感は相変わらずで、ショットでパキッという音がすることも…」。それだけに、「サラッと力まず、詰め過ぎず、練習ラウンドのようにプレーしたのが良かったのかもしれません」と振り返った。昨夏の『meijiカップ』以降、ショットの不調に悩み、負のスパイラルへ陥った。シーズン後半には、「コースへ行きたくない。クラブも握りたくなくなった」と話す。しかし、今年のグアム合宿で「自分を見つめ直し、頭の中を整理。自由にやりたいように練習をしたら、ゴルフがとても楽しくなりました」と輝きを取り戻した。なるほど、咲き誇る桜と同色のウェアが映えるのも当然だ。
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