2023.6.23
Gシニア最多6勝 黄ゲッキン-ベジタリアンで復活V
<Photo:Toru Hanai/Getty Images>
JLPGAレジェンズツアー2023シーズン公式戦『JLPGAレジェンズチャンピオンシップ』(グランドシニアの部:賞金総額200万円、優勝賞金40万円)大会最終日が6月23日、静岡県裾野市・裾野カンツリー倶楽部(グランドシニアの部:5426ヤード/パー72)で行われ、黄ゲッキンが通算6オーバーで4年ぶりの優勝。グランドシニアの部で最多の通算6勝目をあげた。3打差の通算9オーバー、2位タイは大城あかね、島袋美幸、乃村三枝子。
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黄ゲッキン(優勝:+6)
――4年振りの優勝。勝因は。
「16番のバーディーが大きい。第1打を左バンカーに入れ、残り140ヤードの第2打を6UTで2.5メートルへ寄せた。うまく打てたと思う。このワンショットが、きょうのすべてだった」
――途中まで、首位が入れ替わるデッドヒートでした。
「この2日間、ショットはあまりブレていなかった。でも、3番の第2打を木に当てて、隣のホールまで…。ダブルボギーを叩いて、7番でもまた、ダブルボギーでした。前半はミスがあって、すごくしんどい。でも、後半から気持ちをリセットし、12番の1メートル、14番4メートルのバーディーを決め、いいリズムを取り戻した」
――グランドシニアの部で最多の6勝目。還暦を過ぎても健康で、ゴルフを続けられる秘訣は。
「1年半ぐらい前から、健康のことを考え野菜中心の食生活へかえた。皆さん、ご存じないかもしれないけど、台湾はベジタリアンが多い。日本はまだ、浸透していないようですね。私の日本の友人から、肉や魚を食べないと強くなれない-とアドバイスを受けたけど、勝つことができた。本当にうれしい」
――今後に向けて。
「今回を最後に、試合へ出場することをやめるつもりでいた。でも、第1日に岡田美智子さんとラウンドする機会に恵まれた。岡田さんは、年齢が10歳も年長です。ところが、1Wをビュンビュン飛ばしている。プレー中、幸せそうな表情で、心からプレーを楽しんでいる。うらやましいなぁ。元気をいただいたとはこのことです。もうちょっと私も、頑張ってみようと考え直した」
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