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2023.8.23

確率は120分の8 大会初のホステスVは誰-

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 JLPGAツアー2023シーズン第25戦『ニトリレディスゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝賞金1,800万円)が8月24日、北海道小樽市・小樽カントリー倶楽部(6,695ヤード/パー72)で開幕。23日はプロアマトーナメントが行われた。

 V確率は120分の8。主催のニトリ所属プロ、契約選手のアマチュア・六車日那乃がプロアマトーナメント終了後、記念撮影を行った。その光景は壮観で華麗。今大会、初のホステスVを誰が達成するか興味が集まる。


永峰咲希<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 永峰咲希がしみじみと語った。「プロとして毎試合、ベストをつくすのは当然。ただ、ホステス大会は特別でしょう。もちろん、優勝したい。でも、今回は8人いる。みんなで頑張って大会を盛り上げます」。週初め、改めて自身を見つめなおした。「所属になって、今季で8年。幸い、調子が上がっている。とてもフィーリングがいいんですよ」と言葉を弾ませ、「コースがとても広く見える」と頼もしい。古来から日本で8は聖なる数字であり、もちろん末広がりで特別視されている。

 しかも、今回はプロ通算280試合目。単独14位以上の成績なら、生涯獲得賞金が3億円へ達する。やらなければ-そんな意気込みがはっきりと伝わってきた。


小祝さくら<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 一方、小祝さくらは今シーズン3回目の北海道開催と、ホステス大会が重なっている。ところが、「それは勝ちたいです。だけど、思ったところで、できるかはわかりません」と落ち着いた口調で話している。それ以上に気になるのは猛暑。「北海道でこれほどの暑さを体感するのは初めて。今週はみんなとそんな話ばかりです。日差しが強く、湿度が高い。しかも、シーズンの中盤で一番、疲れが出やすい季節」と気を引き締めた。ただし、こういったムードの時は好成績を残す傾向にある。「グリーンが思ったよりも柔らかい。(優勝スコアが)15アンダーとか・・・。まぁ、あくまで風しだいとは思いますけどね」と解説も加えた。


櫻井心那<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

 そして、今季から所属になった櫻井心那。「初めてのホステス。うれしいです。週初めからいろいろなお仕事があって忙しい。でも、楽しいですね。心構えが違います」と目を輝かせた。英国から帰国したばかりの前週は、「疲れがあったことは確か。しかし、目の前で優勝争いが繰り広げられているのに、何もできない私がとにかく悔しくて・・・」と唇をかみしめながら振り返る。

 ただし、19歳の若さは切り替えもはやい。「21日、小樽の温泉に浸かってリラックスしたら、すっかり疲れが抜けた感じです。ホステスだからというプレッシャーはありません。第1日から集中し、全力でプレーします」。

 まさに三者三様のスタイルで大一番を迎える。

(青木 政司)

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