フジサンケイレディスクラシック　開催！

　2015年LPGAツアー第8戦『フジサンケイレディスクラシック』（賞金総額8,000万円、優勝賞金1,440万円）が4月24日（金）から26日（日）の3日間、静岡県伊東市の川奈ホテルゴルフコース 富士コース（6,367ヤード/パー72）で開催される。

　今大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンのフェービー・ヤオ、前週の『KKT杯バンテリンレディスオープン』で初優勝を飾り、現在賞金ランキング首位の菊地絵理香、賞金ランキング上位のイボミ、テレサ・ルー、渡邉彩香、笠りつ子、飯島茜、李知姫、藤本麻子、成田美寿々など。総勢108名の選手が優勝をかけて競い合う。

　戦いの舞台となる「川奈ホテルゴルフコース 富士コース」は、眼下に太平洋を見下ろし、背に富士山を眺める風光明媚な名門コース。アンジュレーションのあるフェアウェイを攻略する技術、打ち上げ、打ち下ろしホールでの距離感、海から吹く風の計算、目のある小さめのコーライグリーンでの読みなど、プレーヤーが持つあらゆる技術が要求される。特に、17番ホールは昨年のLPGAツアーにおけるパー3ホールで難易度が3番目（平均ストローク：3.3223）に入るほどの難ホール。また、15番ホールは、平均ストロークが4.5055で5番目に難しいパー4だった。これらのホールをどう攻略するかが大きなポイントとなりそうだ。

　昨年、この大会を制したのは台湾出身のフェービー・ヤオ。川奈特有の強い風を攻略して、来日3年目で嬉しい初優勝を飾った。今季はこれまで本調子ではないが、験の良いこの大会で復調のきっかけを作りたい。

　また、この大会で3年連続トップ10入りを果たしている酒井美紀にも注目だ。酒井がLPGAツアーデビューをしたのが、2007年の本大会。当時はまだアマチュアだった。「この大会に出て、改めてプロになりたいと思った。だから優勝したい」と、特別な思い入れのあるこの大会での優勝を狙う。

　今年は、地上波、BS、CSで3日間、大会の模様が生中継で放送される。34回目の開催となる今大会、川奈の女王の座につくのは果たしてどの選手か！？ 今週も熱い戦いから目が離せない。