2015.5.4
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 開催!
2015年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)が、5月7日から10日の4日間、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部(6,550ヤード/パー72)で開催される。今年はこれまで行われていた西コースから、東コースに戦いの舞台を変更。2013年『日本オープン』の開催コースでもあり、より高いテクニック、強い精神力の戦いとなる。
今大会の主な出場選手は、ディフェンディングチャンピオンの成田美寿々、先月にツアー初優勝を飾り、現在賞金ランクトップの菊地絵理香、4試合連続2位など抜群の安定感でメルセデス・ランキング首位を走るイボミ(韓国)、今季既に1勝を挙げ賞金ランキング上位につける藤田光里、テレサ・ルー(台湾)、渡邉彩香、笠りつ子、申ジエ(韓国)、飯島茜、李知姫(韓国)など。ツアーを代表するトッププレーヤーが一堂に会する。
また、米ツアーからは、宮里藍、宮里美香が今年も帰国参戦。さらに、昨シーズンの米ツアーで2勝をあげたジェシカ・コルダ(米国)が、日本の公式戦へ初参戦する。
大会実行委員長・原田香里は昨年との違いを、「西から東コースへの変更で、最大の変更点は、1グリーン。より公式戦にふさわしいコースになったと感じる」と話した。では、1グリーンになったことで、どこが変わったのだろう。「グリーンが大きくなったのは当然として、選手が積極的にグリーンを狙っていくでしょう。でも、奥へこぼすと、大変なことになる。西コースははっきりした傾斜が特徴でしたけど、東コースは微妙な傾斜が随所にある。だから、落とし穴が潜んでいるといっていいでしょう。難しいと思います。それから、公式戦ならではのグリーンのスピードも忘れてはなりません」と解説する。
4月中旬に行われたメディアデーの際にこのコースをプレーした成田美寿々は、こんな感想を漏らした。「すごく、距離が長くなったような気がする」。ところが、実際には昨年の6,630ヤードより、80ヤード短い。にも関わらず"長い"と感じるのは、見た目にフェアウェイが広く思えるからだろう。そうはいっても、「ティーグラウンドに立つと、松がせり出したりしていて、選手は相当なプレッシャーの中で、ティーショットを打つことになる。さらに、マネジメントをしっかり行わなければ、手痛い目にあいます」と原田は付け加えた。
また、例年多くのギャラリーが足を運ぶこの大会は、充実したギャラリーイベントも魅力のひとつ。今年も世界各国のメニューが楽しめる「ワールドグルメチャンピオンシップ」をはじめ、家族で一日楽しめるイベントが多数催される。
2015年の国内メジャー初戦、出場選手120名の頂点に立つプレーヤーは、果たして――。 4日間の熱戦がいよいよ幕を開ける。
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