2023.12.13
GTPA表彰式 新人賞・櫻井心那 特別賞・イボミ
日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)のルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人賞)、特別賞の表彰式が13日、都内のホテルで開催。新人賞・櫻井心那と、今季限りでJLPGAツアーを引退したイボミが出席した。
櫻井 心那(ルーキー・オブ・ザ・イヤー)
「今シーズンの自己採点は95点。マイナス5点は、あと1勝ができなかったことが理由です。今回、賞をいただき、歴代受賞者の方のVTRを拝見してすごくうれしくなりました。とにかく、すごい方ばかりです。私もできるかなぁ。そうなれるように、もっともっと頑張ります。
23年、最も印象に残るのはツアー初優勝の資生堂レディスオープン。ウイニングパットが入った瞬間の大歓声-すごかった。また、初めて海外メジャーへ挑戦した全英女子オープンは、ものすごい刺激になりました。まったく通用しない…。本当にびっくりです。
しかし、私にはまだ伸びしろがあります。1Wの飛距離では劣ることがなかった。そうはいっても、打球の質に差を感じた大会です。トップ選手は風の影響を受けないように、低めの強いボールを打っていた。スピン量を減らすなどの改善をしなければなりません。もうひとつ、日本の試合でもショートゲームに限定すると、皆さんができて当然のことが、私はまだまだでした。オフにはしっかり取り組まなければなりません。
さらに、フルシーズンを戦ったわけですけど、連戦が続いた後半になると、調子が下降する時がありました。もっと体力をつけないと…。もっとも私は体力トレーニングをしたことがない。何をしたらいいかもわかりません。だけど、何かやります。何とかします。
オフはお仕事をいただき、とても忙しくしている。去年とは(仕事の)数が違います。売れたなぁ。少し感じている。
24年の目標は年間女王が一番。今年を超える年間5勝も・・・。海外メジャーもチャンスがあれば挑戦します。24年の初戦は日本の開幕1週前、台湾の試合へ出場する予定です」
イ ボミ(特別賞)
「満場一致で、この賞へ選出-というお話をうかがい、本当に驚いています。そして、感謝を申し上げます。今まで一生懸命にがんばってきた私と、家族を誇らしく思います。さらに、今まで助けていただいた多くの方、ファンの皆さんと一緒に受賞を喜びたいと思います。
今年のオフはイベントが多い。11月下旬に来日。けさ、新幹線で東京へ来て、この後、また帰って次は福岡で試合があります。もっとも、ツアー選手の12月といえば、イベント続き。それは仕方がありません。
ただ、イベントでプレーをすると、まぁまぁいい感じのショットが出る。というのは、ティーイングエリアが前方のため、フェアウェイが広く、次に持つクラブが短いもので済むからでしょうね。しかし、韓国ツアーでは幸いなことに永久シードがある。また、プレーをしたいと感じたら、その時は…。そういう気持ちも少しはあります。
私のマネージャーからは、次はどんな仕事をしたいのか、と聞かれるけど、私はよくわからない。テレビ解説? 私の日本語では大問題になるかもしれません。時間ができたら、もっと日本語を勉強して、楽な気持ちでいろいろなお仕事へチャレンジします。
今はまだ、忙しい毎日ですけど、旅行へも行きたい。オーロラを見たいし、イタリアへも行ってみたいです。赤ちゃんができる前に、遠くへ旅をしてみたい。クリスマスが終わる頃になれば、やりたいことや、取り組んでいきたいことが出てくるかもしれませんね」
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