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2024.1.1

2024年 年頭のごあいさつ

<Photo:Atsushi Tomura/Getty images>

 新年明けましておめでとうございます。
 2024年の年頭にあたり、皆様の御健康と御多幸をお祈り申し上げます。

 旧年中は、ファンの皆様から全国各地でたくさんの応援と声援をいただきまたこと、厚く御礼を申し上げます。
 2024年度JLPGAトーナメントでは、JLPGAツアーは37大会、ステップ・アップ・ツアーは19大会、そして、45歳以上のシニア女子プロゴルファーによるレジェンズツアーは6大会を開催させていただく予定です。
 今年も大会スポンサーの皆様はじめステークホルダーの皆様には、多大なご支援を賜りますこと、心より感謝申し上げます。選手とともに弊協会は、更なる期待に応えるべく、全力でまいります。

 さて、私たちは第4期JLPGA中期経営計画(2023年から2025年)のなかで、2024年度もJLPGA2025ビジョン「ゴルフのスポーツビジネスとしての完遂」をさらに推進します。
 弊協会では、2013年に初めて第1期JLPGA中期経営計画を策定して、この10年間、各事業部が掲げる重点テーマのもと、月ごとにPDCAを回しながら数値目標達成を図り、女子プロゴルフ界の持続的な成長と発展を目指してきています。
 これまで、さまざまな改革を進めるなかで、特にJLPGAツアーとステップ・アップ・ツアーにおいて、2013年からの多岐にわたる「ツアー強化策」により、選手の潜在力がより発揮され、爆発的なスコアを出す選手が増加するとともに、実力の証明と言われている年間平均ストロークの上位50名が、昨年はすべてアンダーパーとなりました。これは史上初です。
 また、国内競争力が年々上がっています。「毎年新しい選手が出てくる」と言われている大きな要因はステップ・アップ・ツアーにあります。去年、JLPGAツアーの初優勝者9名の内8名はステップ・アップ・ツアーを経ており、そのうち、7名はステップ・アップ・ツアーで優勝しています。
 そして、昨年5月には、海外スポンサーのご支援のもと、初めて海外、台湾でステップ・アップ・ツアーを開催しました。
 さらに、海外メジャーで上位争いをする選手も増えています。今年はパリオリンピックが開催される予定であり、東京オリンピックに続き、メダル獲得が目標です。また、米国女子ツアーを主戦場とする日本選手は9名にも上る予定であり、大勢の選手が国内と海外で大活躍し、より多くの選手が米国でも優勝することを願っています。
 これら長年にわたるツアー強化策は、弊協会の方向性や考え方について、大会主催者様や共催者様が賛同してくださり、大きなご支援を賜ったおかげで実現できたものです。

 旧年は、JLPGAツアー38大会、すべてテレビ放映されました。それに加えて、弊協会が制作しているインターネット配信では、全38大会中36大会が「DAZN」及び「U-NEXT」から生配信され、予選日から最終日までの各日、選手の活躍をご覧いただきました。
 また、インターネット配信の映像は、アジア6か国、すなわち中国、韓国、インドネシア、マレーシア(12大会)、タイ、台湾にもお届けしました。
 2024年度につきましても、テレビ放送とインターネット生配信の両方にて、選手の活躍を広くお届けし、同時に、海外にもJLPGAツアーの市場を広げてまいりたいと存じます。

 ゴルフの普及・拡大の事業では、10万人の子供たちに対して「ゴルフに触れてもらう、見てもらう、やってもらう」プロジェクトを推進しています。
 トーナメント会場での職業体験やジュニアイベント、全国小学生ゴルフ大会、また地方自治体などでのスナッグゴルフなどを通じて、ゴルフに触れて、ゴルフがより身近になることで、ゴルフを楽しみながら心身の健康にも役立てれば幸いです。
 また、各種ゴルフスクールや企業向けレッスン、YouTube JLPGAオフィシャルチャンネル動画配信などでは、全国各地で活動するJLPGA会員とともに、ゴルフの楽しさを改めてお届けしていく所存です。

 おかげさまで、JLPGAトーナメントとレッスンなどで協会SNSは昨年、トータルフォロワー数が57万人を超えました。今年もJLPGA公式YouTubeで選手のタイムリーなプレーやインタビューなどをお届けし、エンターテイメント性をさらに高めてまいります。

 さて、弊協会では「JLPGA Bright Future」のもと、「環境」「女性」「人・地域」に重点を置いた活動を実施しています。大会会場での託児所の設置や木製の観戦スタンド、トーナメント会場でのSDGs推進活動などゴルフを通じて社会の課題解決に資する取り組みや「心をひとつに」チャリティ活動に引き続き取り組んでまいります。 

 また、私たちはブランドメッセージ「DRIVING BRIGHTER GREEN」のもと、JLPGAトーナメントの「エンターテイメント性」とファンの皆様とのエンゲージメントをより高め、ゴルフの普及と拡大に取り組みながら女子プロゴルフ界の持続的な成長と発展を目指してまいります。

 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

2024年1月1日
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会
会長 小林 浩美

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