V2のデッドラインは今大会！? 菊地絵理香の意外なひとこと

『サイバーエージェントレディス ゴルフトーナメント』 鶴舞カントリー倶楽部 西コース（千葉県） 2日目

　もっか賞金ランク第1位の菊地絵理香が、今大会も好調をキープしている。首位から4打差で最終日へ向かう。「(首位は)ジエさんだから、最低6アンダーぐらいまでは行く。あす相当スコアを伸ばさないといけませんね。私は5位狙いぐらいでしょうか」と、いつも通り控えめに話した。ただ、難コースになればなるほど驚異的な粘りを発揮する。ツアー初優勝を飾った『KKT杯バンテリンレディスオープン』では、「耐えることを学んだ。優勝の後は、落ち着いているし、プレーに焦りがない。それが大きいですね」という。

　一方、前週の『フジサンケイレディスクラシック』では、同じ北海道出身の藤田光里が優勝。桜前線の東上に合わせ、故郷へ吉報が届いている。「彼女は去年、勝つと思っていました。遅いぐらいでしょう…。北海道は、ゴルフをプレーするジュニアの数が九州などに比べ、とても少ない。藤田さんと私で盛り上げていきたいです」。淡々と語り、賞金ランク1位の居心地について、「気になりません。それどころか、上にいることは奇跡です。すぐに抜かれるでしょう。ただ、夏前には、もう1度優勝したいなぁ、とは思っていますけど」。今年、立夏を迎えるのは5月6日。夏前ということは、暦の上で、今大会ということになるが－。