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2015.5.7

眩しすぎる7アンダー イボミが首位発進

 2015年LPGAツアー公式戦『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』(賞金総額1億2,000万円、優勝賞金2,400万円)が5月7日、茨城県つくばみらい市の茨城ゴルフ倶楽部 東コース(6,550ヤード/パー72)で開幕した。大会1日目、圧巻のプレーを披露したのがイボミ(韓国)。9バーディー、2ボギーの65をマークし、7アンダーで首位に立った。1打差の6アンダー、2位はジョンジェウン(韓国)、チョンインジ(韓国)。5アンダー、4位は笠りつ子がつけている。(天候:曇り 気温:19.8度 風速:0.8メートル)

 まぶしいのは、スコアだけではなかった。鮮やかなオレンジのウェアに同組でプレーした大山志保、山城奈々も、「目がチカチカした。眩しいー」と苦笑していたそうだ。この日のイボミはスタートからいつになく調子が良かった。いきなり3連続バーディー。「プレーするのがこんなに楽しいと感じたのは久しぶり。スキップをしそうになった」と言葉を弾ませる。好調の要因は、チョ・ボムスコーチが来日。スイングチェックを受けたことにあるという。

 「スイングで体重移動がなかなかうまくいかない。それをコーチが、アドレスの時、左体重に-と指摘を受け矯正したら、いいドローボールが出るようになった。コーチにチェックを受けると、すぐに結果が出る。子どもの時から教えていただいていますから、自信をもって、と言われるだけで、安心してクラブが振れるようになります」と明かした。なるほど、1日目は、ティーショットでフェアウェイを外したのは、わずかに1回。ショットが良ければ、パッティングの調子も右肩上がりという好循環。

 イボミといえば、今シーズン、話題を集めたのが、出場4試合連続2位フィニッシュだ。前週の『サイバーエージェントレディス』では6位タイに終わったが、「そういえば、今大会のプロアマ戦でも2位でした。でも、2位は実力のある証明だと思う。優勝するには、やはり運が必要ですからね。だから気にしていません。それどころか、もっと、2位ばかり!といってほしい。そういわれれば、試合で私が燃えますから…」。今シーズンの初優勝へ向け、手応えはバッチリだ。


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