2015.5.8
上田桃子、逆転のシナリオは、ロングホールにあり!
『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 2日目
予選ラウンドを首位から2打差の3位で折り返した上田桃子は、「6割の力でクラブを振っている」と明かした。負傷している右足親指の爪の状態は日に日に良くなっているが、まだ痛みが残り、フルショットをできない。十分な態勢ではなくても、そこは精神力でカバー。公式戦というタイトルの持つ重みを十分にわかっているからだ。「今大会は、いろいろな意味で最もチャンスがある試合だと思う。特に林間コースが好き。チャンスはある」と自らに言い聞かせるように、心を込めて話した。さらに言葉を続ける。「いろいろな意味で、ワールドレディスサロンパスカップは、思い出がたくさんある。ツアー出場資格がなく、推薦をいただかないと、出られなかった時の悔しさ。それから去年の大会では、あまり成績が良くないにもかかわらず、私が年間10勝を目標と話したことで、母と言い争いになった。その点、今年はサポートしていただいているチームの結束などが素晴らしい。ぜひ、期待に応えたいと強く感じている」。
最終日は母の日。「まだ恩返しできるところまでは来ていない」というだけに、ここは是が非でも、Vをプレゼントしたいところだろう。それだけに、いつも以上に慎重だ。「予選ラウンドは、平均点の力が出せたと思う。だから、決勝ラウンドでは上積みをしなければいけない。この2日間、ロングホールではトータル1オーバー。残り2日間はそこでスコアを伸ばしたい」。逆転へ向け、大いなる可能性を口にした。
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