2015.5.8
鈴木愛が66の猛チャージ 一気に4位へ浮上
『ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ』 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 2日目
やっぱり、早起きは三文の徳!? 大会2日目、6バーディー、ノーボギーの猛チャージを披露した鈴木愛。ツアー初優勝が昨年の『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』ということもあり、「ここも優勝したい、きのう出遅れてしまったので、きょうはスタート前、67で回りたい、と言い聞かせた」と、好調の舞台裏を話した。仮に、今大会で鈴木が優勝を飾れば、公式戦2勝達成時の年少記録を更新することになる。加えて、9日は自身の21歳の誕生日。もうひとつ、母の日のプレゼントまで一挙にできる、1勝で3つのおいしい効果が-。
「出だしのホールから、ピンチでした。チャンスらしいチャンスがほとんどない。でも、2、3メートルのパーパットをしぶとく決めていたら、だんだんリズムが良くなりました」。耐えに耐えたからこそ、8番以降の爆発力につながったわけだ。「公式戦など4日間競技は、まぐれでは上位へいけないと思う。私は、コースが難しくなればなるほど、自分の良いところを皆さんに披露できると考えている」とボルテージが上がった。そして、こんな本音を明かす。「早起きが苦手です。朝が早いと体が起きていないから、決勝ラウンドまでに、スタート時間をなるべく遅くしたいと思って頑張りました」。午前8時18分スタートのこの日ばかりは、きっと三文の徳という故事を、十分にかみしめたに違いない。
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