2024.6.14
ゴールドドリーム 小林夢果が307ヤード
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
ニチレイレディス 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県)第1日
今度こそ。小林夢果が3度目の首位発進である。「第1日が大切です。4アンダーか、5アンダーぐらい行ければと考えていた」とひと息ついて、「でも、第2日以降はそれを上回るスコアを出さなければいけません。これ、今年の15試合で学んだことです」と話した。
強烈なインパクトを与えたのはパー5・7番の第1打。何と307ヤードをマークした。「18番も飛んでいます。気温が上がってきて、とてもいい。私、口では暑い、暑いといいますけど、暑い夏が好き。これからがチャンスです」が上昇の理由である。
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
持ち前の飛距離のアドバンテージを十分に生かし、パー5の4ホールはすべてバーディー奪取した。この日は10番スタートだったが、終盤の8番では5Wで第1打を。残り135ヤードの第2打を9Iでピン1.5メートルへつける、切れ味も披露した。
「今年、良くなったと感じるところは、1Wのドローボールが軽くなり、アイアンショットではフェードボールがしっかり打ち分けられているところです」という。加えて、気分まで乗っていた。というのは、「キャディーバッグを今大会から新しくした。前のものと違うのは刺繍の夢をゴールドへ。ゴールドは1番に、という願いからです。それから新しいピアスをつけた。テンションが朝からすごく上がりましたね」と、うれしそうに語っている。
効果絶大の今回、心技体が充実した。今季のメルセデス・ランキングは前週まで24位。そろそろの予感を漂わせている。
(青木 政司)
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