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2024.6.24

健闘・山下美夢有2位T 逆転でパリへ-

<Photo:Steph Chambers/Getty Images>

 米女子ツアー今季のメジャー第3戦・KPMG全米女子プロゴルフ選手権最終日(米ワシントン州・サラリーCC=6731ヤード・パー72)が行われ、エイミー・ヤンが通算7アンダーで逃げ切り勝ち。プロ転向から19年目で待望のメジャー制覇を成し遂げた。

 この日、2打差の2位からスタートした山下美夢有。2番でバーディーを先行し、期待が高まったが8番でダブルボギーを叩き、サンデーチャージが不発に終わった。3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73。通算4アンダーでメジャー自己最高の2位タイに入った。「最終日、最終組。すごいギャラリーの方がたくさんいて、緊張した。でも、一日を通し、楽しくプレーができた。ショットが比較的、安定。ショートゲームでうまくリカバリーした」と振り返った。

 今季、JLPGAツアーで優勝にはいまひとつだったが、メルセデスランキングでは2位につけている。また、海外メジャーではシェブロン選手権17位、全米女子オープン12位など、ステディーなプレーで上位フィニッシュ。

 注目のパリオリンピック代表争いでは大会前、日本勢4番手だったものの、24日付のロレックス ランキングに基づいた、オリンピックランキングで代表が決定する。

 しかし、笹生優花に続き日本勢2番手へ浮上することが確実。昨年12月、JLPGAアワード2023で、「オリンピックは特別でしょう。4年に1度だし、もし出場できたら当然、金メダルを狙います。表彰台の中央へ立ちたい」と宣言。最後の最後で大逆転を演じ、公約を達成する形になった。

 他の日本勢は最終日、猛チャージの67をマークした西郷真央が通算2アンダー、渋野日向子とともに7位タイ。古江彩佳が通算2オーバー、19位タイ。竹田麗央、岩井明愛が通算6オーバー、32位タイ。勝みなみは通算8オーバー、41位タイ。笹生優花が通算13オーバー、68位だった。

【主な成績】
1(-7) エイミー・ヤン
2T(-4) 山下美夢有、コジンヨン、リリア・ヴ
7T(-2) 西郷真央、渋野日向子
19T(+2) 古江彩佳
32T(+6) 竹田麗央、岩井明愛
41T(+8) 勝みなみ
68(+13) 笹生優花


<Photo:Steph Chambers/Getty Images>

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