3人が出場権獲得ーミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 出場アマチュア選手選考会

＜写真：大会提供／左から西山知里さん、倉林紅さん、橋本美月さん＞

　JLPGAツアー2024シーズン第28戦『ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント』の出場権をかけたアマチュア選手選考会が、7月18日（木）、宮城県宮城郡の利府ゴルフ倶楽部で開催された。この選考会は、東北エリアのゴルフの普及・振興を目的とするもので、地元宮城の東北高校や東北福祉大学などを中心に、東北のトップアマチュア28人が出場した。

　18ホールストロークプレーの結果、4アンダー、68ストロークで回った倉林紅（東北高校卒）、西山知里（東北福祉大学・1年）、1アンダー、71ストロークの橋本美月（東北福祉大学・4年）の3人が本戦への出場権を獲得した。

　本戦は9月20日（金）から22日（日）までの3日間、利府ゴルフ倶楽部で開催される。

≪通過選手コメント≫
倉林 紅[くらばやし こう] （1位：-4）
　「今日は5バーディー、1ボギー。雨の中でのラウンドでしたが、全体的に落ち着いて回れて、攻めるところでピンを狙っていけたのが良かったと思います。
　本大会は3年連続の出場です。高校を卒業してからプロの試合に出場するチャンスが増え、経験を積んでいくうちに、勝負どころのパッティングを決められたり、自分のプレーができるようになってきたのが大きく変わった部分だと思います。
　本戦までにしっかりドライバーの精度を上げて、予選を通過して上位争いに加わりたいです。利府ゴルフ倶楽部さんには練習させていただいてお世話になっていますし、地元宮城県の大会なので、応援してくれる方々に楽しんでもらえるプレーをしたい」

西山 知里[にしやま ちり]（2位：-4）※マッチングスコアカード方式により順位を決定
　「今日はドライバーが安定していて、距離の短いホールはピンにつけることができました。雨の中のプレーはリズムが速くなりがちなので、そこに気をつけて回りました。大学に入ってからアプローチの精度が上がったと思います。今日も難しいアプローチを2回とも寄せて、パーをセーブできました。
　9月の本戦に向けて、パッティング練習に重点を置いて取り組みます。本戦でもピンにつけるショットで、ギャラリーの方々を沸かせられるようなプレーをしたい」

橋本 美月[はしもと みづき]（3位：-1）
　「今日はボギーを4つ打ちましたが、バーディーを5つしっかり取り返せたのが良かった。雨は想定外でしたが、目の前の1打1打に集中してプレーできたことがスコアにつながりました。
　第一関門を突破できたので、本戦までにしっかり調整していって、プロの方々と対等に戦えるように頑張りたいです。ショットの精度には自信があります。本戦では予選通過を最低ラインとして、いけるところまで上位を目指します」