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2024.8.7

山下美夢有-7位発進 笹生優花は46位

<Photo:Kevin C.Cox/Getty Images>

 パリオリンピック・ゴルフ女子が7日、ル・ゴルフ・ナショナル(6,374ヤード/パー72)で開幕した。大会第1日、山下美夢有が2バーディー、1ボギーの71でプレー。1アンダー、7位タイとまずまずのスタートを切った。一方、今季の全米女子オープンを制した笹生優花は2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しい内容。5オーバー、46位タイと出遅れた。

 この日、7アンダー、65と素晴らしいプレーを発揮し、首位に立ったのは、地元フランスのセリーヌ・ブティエ。南アフリカのアシュリー・ブハイが3打差の4アンダー、2位につけた。

 オリンピック初出場の山下は、2年連続年間女王に輝いた昨年末から、「オリンピックの金メダル」を24年の最大目標。各国代表決定がする全米女子プロ2位で、悲願のパリ切符を大逆転で手中にした。

 前週から現地入りして入念に調整。「いい状態になっている。第1日から、いい成績を出せるように集中力を高めたい」と語っていた。

 序盤から、ショットが好調。3番、1.5メートルのバーディーチャンスを確実にものにする。しかし、4番でボギーとしてしまう。が、5番でも素晴らしいショットでチャンスメーク。ピン3メートルにつけ、見事なバウンスバックを披露した。

 ところが、これ以降はパッティングが思うように決まらない。それでも、攻めのスタイルを崩さず、果敢にピンを狙った。終盤の17番。3メートルのバーディーパットが決まったと思われたが、惜しくもカップを一周し、パーに終わった。

 続く最終18番は果敢に2オンに成功。イーグルパット→バーディーパットが決まらず、6打差を追う展開になった。とはいえ、前週のゴルフ男子では最終日、アメリカのスコッティ・シェフラーが最終日、6打差の大逆転劇を披露したばかりだ。

 山下は、ステディーなプレースタイルと、抜群の修正力でJLPGAツアーの絶対女王へ駆け上がった。当然ながら72ホール、4日間を見据え、爆発の時を待っているかのようにも映る。

【主な成績】
1(-7)セリーヌ・ブティエ
2(-4)アシュレー・ブハイ
3T(-2)ギャビー・ロペス、リリア・ブ
7T(-1)山下美夢有、ミンジー・リー
12T(0)ネリー・コルダ、リディア・コ
46T(+5)笹生優花

<Photo:Andrew Redington/Getty Images>

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