2015.6.5
2週連続優勝を狙うテレサ・ルーは、“お米パワー”で首位発進
2015年LPGAツアー第14戦『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が、6月5日、新潟県長岡市のヨネックスカントリークラブ(6,352ヤード/パー72)で開幕した。大会初日、2週連続優勝を狙うテレサ・ルー(台湾)が、66をマークし、6アンダーで首位に立った。1打差の2位に表純子、さらに1打差の3位タイにディフェンディングチャンピオンの成田美寿々、O.サタヤ(タイ)、藤本麻子、大山志保の4人がつけている。(天候:曇り 気温:18.8度 風速:0.9メートル)
ラウンド後は開口一番「アイアンが良かった」とトレードマークの破顔一笑。先週の“自身初”の連覇に続き、これまた“自身初”の2週連続優勝へ。絶好調女テレサ・ルーが、6バーディー、ノーボギーのラウンドで、完ぺきなスタートダッシュを切ってみせた。
「たくさん台湾の友達からお祝いのメッセージをもらいました。感動しました」と友人からのプレゼントで優勝の余韻に浸った。自分へのプレゼントとして、何か食べに行ったりしたのかと問われると「特に何もしていません。毎週毎週おいしいものを食べているからね」とまた満面の笑み。「(新潟は)お米がおいしい。昨日もたくさん食べました!」と今週も名産品に舌鼓を打ち、エネルギーを充電して今大会に挑んでいる。
今大会には今年で5年連続での出場となる。初参戦した11年は58位に終わっているものの、その後は5位、10位、12位と安定して好成績を収めている。「台湾のコースに似ています。グッドコースね」と自身も相性の良さを感じている様子。2週連続優勝への手ごたえについては「ないよ。ないよ。考えてない」と笑顔ではぐらかしたが、そのご褒美に、昨夜舌鼓を打った「コシヒカリ6俵(優勝副賞)」が待っていることは、もちろん頭に入っているだろう。