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2015.6.8

サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 開催!

 2015年LPGAツアー第15戦『サントリーレディスオープンゴルフトーナメント』(賞金総額1億円、優勝1,800万円)が、6月11日(木)から14日(日)までの4日間、兵庫県神戸市の六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード/パー72)で開催される。

 主な出場予定選手は、ディフェンディングチャンピオンのアンソンジュ、賞金ランキング上位のイボミ、テレサ・ルー、菊地絵理香、上田桃子、申ジエ、藤田光里、渡邉彩香、サントリーとスポーツパートナー契約を結んでいる2013年覇者の森田理香子など。また、4年ぶりにサントリー所属の宮里藍が参戦。勝みなみ、永井花奈、新垣比菜などアマチュアの有力選手も顔を揃え、120名のプレーヤーが節目の25回大会へ挑戦する。

 開催コースの六甲国際ゴルフ倶楽部は今年、開場40周年。10月には『日本オープンゴルフ選手権競技』が開催されるなど、より注目が集まる一年となった。東・西の両9ホールを使用するのは今年も同じだが、競技ディレクター・森岡まゆみは、「より美しく、よりギャラリーが観戦しやすくなりました」と語る。

 "プレーを快適に" が、同コースの基本コンセプト。1975年8月開場の当倶楽部は今や、日本でも有数の名門コースとなった。「レイアウトやヤーデージなどは例年と変わりありません。とはいえ、木々を植樹する一方で、伐採も行う。コースの隅々まで手入れが行われている。より、美しくなりました」と話す。

 美しさと厳しさが同居するチャンピオンコースは、「4日間競技ですから、やはり、実力のある選手が優勝」と予想する。その上で、「ドライバーを思い切り打って、飛距離が出せる選手には有利です。かといって、それだけでは優勝へはつながらない。アイアンショットのスピンコントロールなど、高度なテクニックが勝敗のカギを握るでしょう。グリーンはアンジュレーションがあり、スコアを伸ばすためには、高いマネジメント能力が要求されます」と森岡は分析している。

 キーホールは、アウトの9番(パー4)。「ストレートのコースでも、バンカーがとても利いています。アウトの中では最も難しいと思う。ただ、ここをうまく攻略すれば、いい流れをつくれる」。そして、インでは上がりの3ホール。

 16番(パー3)は、「とても美しいロケーション。ただ、グリーン左の池が選手へプレッシャーとなり、かなり難易度が高い。加えて、グリーンのアンジュレーションがきついので、バーディーを獲ることが難しいと思う」。続く、17番は一転して、どうしてもバーディーを、というホール。「16、18番の難易度が高いので、このパー5は絶対にバーディーが必要。飛距離の出る選手はイーグルも可能でしょうね」といい、18番は、打ちおろしの名物ホールへ。「風の読みなどがポイントとなり、とにかくフェアウェイをキープすることが勝利のカギを握っている」と解説した。

 開幕から大熱戦が続く今年のLPGAツアー。難コースを攻略し、節目の25回大会で女王の座に輝くのは、果たしてどの選手か――。

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