2015.7.20
LPGAレジェンズチャンピオンシップ アイザックカップ 開催!
2015年度LPGAレジェンズツアー公式戦『LPGAレジェンズチャンピオンシップアイザックカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)が、7月23日(木)から25日(土)の3日間、富山県射水市の小杉カントリークラブ(5,961ヤード/パー72)で開催される。
1967年の日本女子プロゴルフ協会創立以来、数々のトーナメントで活躍してきたベテランプロをはじめとする45歳以上の女子プロシニア唯一の公式戦。今年で6回目を迎える本大会には、地元富山県出身で通算41勝を誇る永久シード選手の森口祐子をはじめ、ディフェンディングチャンピオンの下條江理子、歴代賞金女王の塩谷育代、村口史子、日本女子ツアー最年長優勝記録を持つ岡田美智子、富山県出身の池渕富子、城戸富貴など、総勢108名により優勝が争われる。
昨年、女子シニア日本一に輝いたのは、下條江理子。最終日、曽秀鳳と首位タイでスタートした下條は、ノーボギーラウンドと完璧なゴルフを展開。曽との一騎打ちを制し、初のメジャータイトルを手にした。「自分にとって自信となりました。この優勝がきっかけでもう一度レギュラーツアーで頑張ろうという気になりました」と、同年のQTを受験。ファイナルQT進出はならなかったが、若手の台頭が著しい今日にあって、存在感を示した。今季はこれまでレギュラーツアーへの参戦は叶っていないが、ステップ・アップ・ツアーで挑戦を続けている。
ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会。「連覇できるのは私だけ」。出場選手の中で唯一、その権利を持つ下條。「今季の前半はレジェンズチャンピオンシップに照準を合わせていました。すでに何回かラウンドしています」。連覇への準備は万端だ。
今大会には、地元富山県出身で永久シードの森口祐子も参戦。高校時代まで富山で過ごし、中学、高校時代はバスケットボールの主将として活躍した。ゴルフとは無縁の学生生活だったが、いつしか「バスケットボールのようなチームスポーツとは違い、自分に向き合う個人スポーツとしてのゴルフに魅力を覚えた」と、森口の興味は徐々に白いボールへ。20歳の時にプロテストに合格。その後、41回の優勝を重ねたが、出身地富山での優勝はない。それだけに、この大会への思いは特別だ。さらに、今年、還暦を迎えた。「還暦の年に、富山で試合ができるなんて」と、人生の節目に地元での試合が開催される縁を感じずにはいられない。地元の応援を力にして、念願の地元V、そしてレジェンズツアーメジャー2勝目を目指す。
レギュラーツアー、ステップ・アップ・ツアーでは開催実績のある富山県だったが、ついにレジェンズツアーも開催することに。しかも、公式戦というビッグトーナメント。いまだ残雪の残る立山連峰の麓で、レジェンズ日本一をかけた熱い戦いがまもなく幕を開ける。
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