レジェンズ日本一決定戦が明日開幕。森口祐子らが最終調整

　2015年度LPGAレジェンズツアー公式戦『LPGAレジェンズチャンピオンシップアイザックカップ』（賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円）が、7月23日（木）から25日（土）の3日間、富山県射水市の小杉カントリークラブ（5,961ヤード／パー72）で開催される。

　指定練習日のこの日、地元富山県出身の森口祐子は最終調整を行った。ラウンドは行わず、ショットやアプローチを中心に、スイングバランスなど基本の動作を確認。また、練習場の位置や動線など、動きのシミュレーションも行い、明日からの戦いに備えた。

　昨日のプロアマ大会では、4番パー3でホールインワンを達成。「近くに行ったけど、入るとは思わなかった」と、9回目のホールインワンに驚いた森口。「一緒に回ったお客さんたちが喜んでくれて嬉しかったけど、昨日のホールインワンはそれはそれ」と、気持ちはすでに戦闘モードに。

　念願の地元Vに向けては、「このコースは、ティーショットの落とし所、グリーンの傾斜、バンカーの配置など特色がある。210ヤードしか飛ばない私のような選手だと、キャリーで超えないバンカーがある。フェアウェイキープしないと」と、攻略法はしっかり頭に入っている。今年、還暦を迎えたが、まだまだ元気な森口。「元気にプレーしている姿を見せたい」。通算41勝の経験、技、存在感でギャラリーを魅了したい。

　富山は今日も35度を超える暑さとなった。しかし、アツいのは気温だけじゃない。本大会には、ディフェンディングチャンピオンの下條江理子、歴代賞金女王の塩谷育代、村口史子、今大会最年長出場となる70歳の岡田美智子など往年の名プレーヤーが集結。試合もアツくなりそうな予感。レジェンズ日本一決定戦、いよいよ、明日開幕。