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2015.7.24

心の目で開眼。菊地絵理香はクロスハンドで勝負

センチュリー21レディスゴルフトーナメント 伊豆大仁カントリークラブ(静岡県) 1日目

 菊地絵理香が再び、勢いを取り戻した。今季は念願のツアー初優勝を果たし、『全米女子オープン』へ出場。「アメリカへ行って良かったです。あの雰囲気を肌で味わえただけでも…。一番、勉強になったのは皆さん、メジャーだから、といった重い感じではなく、自然体だったことが印象に残っています。当然、試合でも普段と同じようにプレーしている。結局、普段通りにできないことをメジャーだからと気負ってしまうのがよくない」。

 平常心を保ち、余裕をもつ努力を怠らなければ、さまざまなことが見えてくる。前週からクロスハンドグリップへスイッチしたのは、そんな心の目をもった賜物だ。「6月に入ってからパッティングで左へひっかけることが多くなり、調子がいまひとつ。たまたま、先週の練習日にクロスハンドを試したら、試合でもいい感じでした。距離感が合っているし、今週もその延長です」と話した。

 また、前週は、同期の前田陽子がひと足早く、ツアー2勝目をあげたことも、いい意味で刺激になっている。「私も早く」と自らに活を入れたのだという。猛暑も気にならない。加えて、起伏の激しいコースは、「自分に合っている」と締めくくった。

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