2015.7.27
大東建託・いい部屋ネットレディス 開催!
<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>
2015年LPGAツアー第20戦『大東建託・いい部屋ネットレディス』(賞金総額8,000万円、優勝1,440万円)が7月31日(金)から8月2日(日)の3日間、山梨県南都留郡鳴沢村の鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード/パー72)で開催される。
ツアーの新規トーナメントとして注目を集める本大会。主催する大東建託株式会社は、東京都港区に本社を置く建設会社。北は北海道の旭川、南は沖縄まで日本全国47の都道府県で220支店を展開。今トーナメントでは、誰もが訪れたくなる「いい一日」の体験提供をコンセプトとして、トーナメント運営に取り組む。出場選手は、大東建託所属の江澤亜弥をはじめ、前週の大会で今季初優勝を上げたアンソンジュ、現在賞金ランキング上位のイボミ、菊地絵理香、上田桃子、飯島茜、藤田光里など。
また、主催者推薦では新垣比菜、勝みなみ、永井花奈らのトップアマチュアに加え、7月27日(月)に中学生から高校生のアマチュア選手を対象に行われたジュニアトーナメントの優勝者、西郷真央が本戦出場権を獲得。総勢108名のプレーヤーが真夏の戦いに挑む。
会場の鳴沢ゴルフ倶楽部は、標高1000メートルの富士北麓に位置し、別荘地として全国的に知られる、鳴沢村の自然豊かな大地に広がる林間コース。1993年の開場以来、初の女子プロゴルフトーナメントを開催する。
ホステスプロとしてツアー初優勝を目指す江澤亜弥は、「レギュラーツアーへフル出場するのは、今年が初めて。夏が好きで、もちろん夏は得意の季節ですから、スポンサーの期待に応えたい。ホステスプロとして、大会を盛り上げます」と力を込めた。すでに、下見を兼ねた練習ラウンドも2度体験。「とても戦略性があるコースで、グリーンが難しい。それと高地にあるので、通常より飛距離が5ヤードは伸びる。これがありがたいです」と話している。
一方、競技ディレクターの江間陽子は、「素晴らしいコース。コンディションも抜群です。ギャラリーも歩きやすく、トーナメントの醍醐味を存分に満喫していただけると思います」と言葉を弾ませた。そうはいっても、「コースを攻略するのは大変です。とにかく、息を抜く余裕などないでしょうから…」とも。
スタートの1番は打ち下ろしのパー3。「アウトのスタートホールでパー3は、トーナメントで初めて。選手にはちょっとやりにくいかもしれない。左に池があり、ピン位置しだいでは、かなり難易度が上がります」という。また、終盤では勝負のキーになるホールが連続。16、17、18番は難易度が高い。「でも、ロケーションは抜群です。16番はティーグラウンドの後ろに雄大な富士山が望め、17番の池越えのパー3は、逆さ富士が水面に映ります。スリリングな勝負と、美しい光景を同時に楽しむことができる」と解説した。
いずれにしても、グリーンを攻略できるかがポイントに。「アンジュレーションがすごい。距離感をしっかり出す。そうしなければ、4パットまで考えられるような落とし穴が待っている」と締めくくった。ちなみに、優勝想定スコアは8アンダーだという。