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2015.7.30

アンソンジュ、イボミがともに絶好調宣言!

<写真:Getty Images>

大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)

 雑音を一掃。今季初Vというプレッシャーから解放された、アンソンジュは晴れ晴れとした表情を浮かべていた。「楽になりました。両肩から力がスーッと抜けて…。でも、緊張から解放されたら、ドッと疲れが出た。しっかり休んだつもりでも、眠くて仕方がない」と話している。そうはいっても、キャディーをつとめた夫、キムソンホさんと結婚後、初めてつかんだメモリアルV。「2人で頑張っている姿を皆さんに見ていただけたと思う。結婚してから、勝てないなどいろいろいわれたけど、これで大丈夫でしょう」と改めて勝利の持つ意味をかみしめていた。しかし、昨年の賞金女王として、1勝で満足しているわけにはいかない。「今回は、パッティングがカギになるでしょうね。だから、ラウンドではなく、パッティングだけを一生懸命に練習した。ショットの調子はとてもいいから。きょうから気持ちを切り替えます。あしたから、優勝を目指してまた新しい気持ちでスタートですよ。富士山を見ながら頑張りましょう」と、2週連続優勝へ向け、視界は良好だ。

 一方、賞金女王といえば、今シーズン、ランキング首位を独走中のイボミ。今週は比較的、すごしやすい気候が後押ししたのか、いつも以上に口調が滑らかだった。「出場資格があった、全英女子オープンへも挑戦してみたかった。だけど、賞金女王をとるために今年は日本ツアーだけに専念すると決めていました。私は、この大会で頑張ります。それにしても、美しいコースです。グリーンがとても難しいけど、全英に出ているつもりで皆さんへ、素晴らしいプレーをみせたい」と語った。もちろん、もっか賞金ランク独走中といっても、勝負は何があるかわからない。それだけに、手綱を緩める気持ちなどさらさらなし。「自分がどこまでのプレッシャーに勝てるのか、それを試している。試合では相手というより、自分に勝ちたい。1試合、1試合、集中しています」。さらには、こんな具体的な話題も飛び出した。「考えていたより、早い時期に1億円を突破できました。だから、今度は難しいかもしれないけど、2億円を目指します。そして、史上最多獲得賞金で賞金女王になりたいです」と気合を込めている。

 また、将来についても初めて言及。「日本が大好きです。それは、多くの日本のファンから、たくさんの声援をいただいたから。その感謝に応えたい。だから、頑張ってこられたのだと思います。私が考えているのは、ツアーを引退する場所は日本と決めています」と結んだ。

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