2015.7.31
ついに見出したニュースタイル 茂木宏美は迷いなし
<写真:Atsushi Tomura/Getty Images>
大東建託・いい部屋ネットレディス 鳴沢ゴルフ倶楽部(山梨県)1日目
混戦ムードの今大会。茂木宏美は堅実なプレーで、しっかりと上位をキープした。「このコースは難しい。やはり第2打の精度がカギになると思う」と改めて、自分に言い聞かせるように話していた。混戦になれば経験が生きるのは当然だろう。ベテランの目が輝いていた。確かな手応えを感じているからに違いない。「今年の第1頂点と目標を立てた、アース・モンダミンカップで優勝争いをすることができた。自信にもなったし、やっと自分のゴルフが確立しつつあることを実感できたのが何よりです。産休前よりもっと選手のレベルが上がっているから、とにかく生き残ることに必死でした」と明かす。
では、目指すスタイルとは、果たしてどんなものだろう。「ホステスプロとして臨んだアースは、責任を果たせたとも感じたけど、やっぱり悔しい。優勝したかった。なぜ勝てなかったのか、原因がわからないと眠れない性質。そこで、勝ったイボミさんと自分を比較してみた。自分なりに分析して行きついたのは、バーディーの数はほぼ同じ。ボギーの差でした。あの夜から、ボギーを極力減らすことを決意したんです。今さら頑張っても、30ヤードも飛距離は伸びないから…」。第2日もまた、富士山のふもとで明鏡止水の境地でチャレンジする。
関連ニュース & トピックス
- 2024.7.21
- 川﨑春花が唱えていた勝利の呪文 新記録28アンダーで2戦連続V
- 2024.7.21
- 「メダルを取れるように」山下美夢有、99Hボギーなし記録更新でパリ五輪へ
- 2024.7.21
- 最新情報①ー大東建託・いい部屋ネットレディスー次戦へひとこと
- 2024.7.21
- 最新情報②ー大東建託・いい部屋ネットレディスー次戦へひとこと
- 2024.7.20
- 川﨑春花、クロスハンドで苦悩乗り越え2戦連続Vへ王手