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2015.8.21

スーパー40代、鬼澤信子を支えるチーム力

<写真:Chung Sung-Jun/Getty Images>

2015年LPGAツアー第23戦『CAT Ladies』(賞金総額6,000万円、優勝賞金1,080万円)が8月21日、神奈川県箱根町の大箱根カントリークラブ(6,701ヤード/パー73)で開幕した。大会1日目、首位に立ったのは7アンダー、66をマークした鬼澤信子、三塚優子、服部真夕、鈴木愛の4人。1打差の5位にイジミン(韓国)がつけた。また、申ジエ(韓国)が、4番までノーボギーで回り、81ホール連続ノーボギーの新記録を達成した。(天候:曇り、気温: 26.2℃、風速:1.5メートル)

 13番パー5(484Y)で、残り209Yを5番ウッドで2オンに成功。5mを沈め今季初イーグルを獲得しても、「気分は良いけど乗りはしない。クールでしたね」と鬼澤信子は冷静だった。前半を3アンダーで折り返すと、圧巻は6番からの3連続バーディー。「会心ですね。いやらしいホールだけど、ここをしのげばってところで」と3ホール続くパー4でスコアを伸ばし、一気に首位へ。「ちょっと意識しちゃって。セカンドダフっちゃいました」と最終9番パー5では、ご愛嬌のミスも出たが、それでも「4打目素晴らしいアプローチでOKパーでした」と、きっちりノーボギーでラウンドを終え、2007年『マンシングウェアレディース東海クラシック』以来、8年ぶりとなる首位発進を決めた。

 現在45歳の鬼澤は、〝35歳以上のツアープレーヤー〟が入会条件の「おババ会」のメンバーでもある。今年は、最多連続出場記録を更新した表純子や、『ヨコハマタイヤゴルフトーナメントPRGRレディスカップ』を制した李知姫、『ヨネックスレディスゴルフトーナメント』を制した大山志保など、メンバーの活躍が目立っており、「刺激になりますよね。一致団結じゃないけど」と、鬼澤ももれなくメンバーの活躍から力を貰っているようだ。ちなみにこのまま優勝を飾ると40代の優勝は、2010年『ニトリレディスゴルフトーナメント』で初優勝を飾った自分以来となる。「明日以降も気持ちよく出来るようにしたいですね。楽しみです」。スーパー40代が、今年の「おババ会」をさらに盛り上げる。

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