2015.8.21
体力勝負を制した下條江理子 レジェンズ通算3勝目!
2015年度LPGAレジェンズツアー第2戦『シブヤカップ』(賞金総額1,500万円、優勝賞金270万円)の最終日が、石川県金沢市のゴルフ倶楽部金沢リンクス(5,725ヤード/パー72)で行われた。
大会最終日は、1打差の2位からスタートした下條江理子が71をマーク。通算4アンダーで今季レジェンズツアー初優勝を飾った。通算3アンダーの2位タイには、たにひろえと久保田有弥が入った。開催コース所属の矢部祐子は、通算3オーバーの18位タイでフィニッシュした。(天候:雨のち曇り 気温: 27.2℃ 風速:2.4メートル)
「今日は苦しかったです。身体がいっぱいいっぱいでした。今年はラフも長くセッティングがタフだったし、今日は雨が降って昨日よりランも出なかったから、私の中では体力勝負でした。ホントに疲れた(苦笑)。頭も身体も目一杯。悔いがないぐらい出し切って来た」とすべてを出し切って優勝を勝ち取った下條江理子。昨日は「優勝したくて、したくて」と話していたが、今日は「考える余裕がなかった。アミノ酸4本ぐらい飲んだし」と体力だけでなく気持ちも切らさないように努めていた。
勝因は「ラフに入っても良かった。マネジメントもうまくいったし、それで救われた」というアイアンショット。1打差リードで迎えた18番、セカンドショットはピンまで10メートルの位置に。「ファーストパットは段の下だったし、遠かったので開き直って打てた。"速くないよね。2パットでいこうね" ってキャディーさんと話してて、去年ここで3パットしたからリベンジしたかった。でも、最後40センチのパットだったんですけど "気を許したら外しちゃう。これ外したら絶対プレーオフ勝てない" って緊張しました」というパーパットをキッチリ沈め、ギャラリースタンドから拍手が沸き勝敗が決した。
今回の優勝でレジェンズツアー通算3勝目。「今年の目標は今季1勝だったので、優勝出来て良かったです。(次戦の)アリナミンVカップもそうですけど、ステップで1勝出来るように頑張ります!」とレジェンズツアーとステップ・アップ・ツアー両ツアーでの優勝を狙う。
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