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2015.9.4

"I Love Golf" 白戸由香が最終戦を制しレジェンズ通算3勝目!

 2015年度LPGAレジェンズツアー最終戦『アリナミンVカップ』(賞金総額1,200万円、優勝賞金180万円)の最終日が、宮城県仙台市の泉国際ゴルフ倶楽部(5,875ヤード/パー72)で行われた。

 大会最終日は、7位タイからスタートした白戸由香が68をマークし、通算4アンダーで今季2勝目。レジェンズツアー通算3勝目を飾った。2アンダーの2位タイには黄玥珡(コウ ゲッキン)、小久保由加里、藤井かすみが入った。(天候:曇りのち晴れ、気温:25.8℃、風速:1.7メートル)

 「最終戦だし、スコアを伸ばすしかない」と3番で4メートルのバーディーを先行させた白戸由香。しかし、「このコースはグリーンの目がキツくて思うようにいかせてくれない」と5番で3パット、6番のパー3では引っ掛けてグリーンを外し連続ボギー。「ここで今日はないと思った。自分でいい流れを切ってしまった」と後退したが、同組で回っていた黄玥珡のプレーに触発されたという。

 「ゲッキンさんの年齢を聞いたら60歳って言ってて、でも60歳でも身体がキレキレでお互いにバーディーを奪い合っていました」。8番、10番でバーディーを奪うと、12番からは3連続バーディー。「14番のバーディーが大きかった」と14番では14メートルを沈めた。

 黄が17番でバーディーを奪い、白戸の1打リードで迎えた18番。「18番のアプローチは緊張した。今までは2打差だったりしたので、1打差で18番グリーンに来たのは初めてだった。パーパットもしびれたね~!」。黄がこのホールをボギーとしたのに対し、白戸が1.5メートルのパーパットを沈め、勝負を決した。

 「この大会は "日本を元気に" がテーマですけど、私はゴルフから元気をもらっています。ゴルフを通じて自分は成長出来てるし、ゴルフが自分を高めてくれてる。ゴルフから刺激や探究心、向上心を得ている。"I Love Golf" です!」

 レジェンズツアー最終戦を制し、今季2勝目。レジェンズ通算3勝目を飾った白戸の次の目標は「QTです。セカンド落ちが続いているけど、最低ファイナルまでいかないと。シニアでも出来るってことを証明したい」。ゴルフを心から愛するレジェンズの女王は、レギュラーツアーの出場権獲得へ、さらなる挑戦を続ける。

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