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2015.9.7

いざ、頂点へ―― 女子プロ最強決定戦!

 女子プロゴルファー日本一を決定する2015年LPGAツアー公式戦『第48回 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』(賞金総額1億4,000万円、優勝賞金2,520万円)が9月10日(木)から13日(日)の4日間、長崎県長崎市のパサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(6,735ヤード/パー72)で行われる。

 主な出場予定選手は、ディフェンディングチャンピオンの鈴木愛、3週連続優勝を狙う現在賞金ランキング1位のイボミ、同ランキング上位のテレサ・ルー、申ジエ、上田桃子、菊地絵理香、渡邉彩香、李知姫、成田美寿々など。総勢132名のトッププロが日本一の称号をかけて競い合う。

 女子プロゴルファーの頂点を決定するビッグトーナメントは今回、ツアー史上最長の6,735ヤードで争われる。「プロ日本一の決定戦にふさわしい準備が整いました。当たり前のようですが、フェアウェイからきっちりとボールを打っていく正確性。そして、ただ飛ばせばいい、という考えは頭から払しょくしてもらわなければなりません。すべてのクラブをきっちりと使い、マネジメントもより重要なファクターになる。総合力を試される試練の4日間です」と、大会実行委員長・原田香里は言い切った。

 コースセッティングを担当した岡本綾子とともに、何度も現地へ足を運んだ。大村湾に面した全国屈指のリンクスは、風光明媚。岡本が、こんな話をしている。「キーホールのひとつ。池越えのパー3、12番(175ヤード)の景観は素晴らしい、の一語です。ゴルフを忘れてボーッとしたくなるほど。でも、風があると景色を楽しむなんて、とても無理でしょうね」。

 連覇をかけて出場する鈴木愛も、「12番は特に風の影響を受ける。また、距離もあります。それだけならいいけど、グリーンにボールが乗っても、アンジュレーションがきつい。ピン位置などにもよるけど、状況によって、4パットということも…。18ホール、すべて、手前から攻めるというゴルフの基本中の基本を徹底しなければ、いいスコアは出ないでしょう」と、より一層、気を引き締めていた。通常の試合では、「優勝を目指す」と口にする鈴木も、今回は「予選落ちだけはしたくない」。より、慎重にならざるをえない。

 1968年、女子プロゴルフトーナメントの先駆けとなった今大会。果たして、今年は、誰が日本一に輝くのか。LPGA会長・小林浩美は、「実力伯仲」のひとことで期待を表した。

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