初代クイーンの座をかけ、日本代表選手が発表される。

　世界4大ツアーの代表選手によるチーム対抗戦、『THE QUEENS presented by KOWA』（12月4日～6日、愛知県みよし市・三好カントリー倶楽部 西コース）が2ヶ月後に迫り、10月5日、名古屋市内のホテルで記者発表会が行われた。

　各ツアーの威信をかけて戦うこの大会。日本ツアー、豪州ツアー（ALPG）、韓国ツアー（KLPGA）、欧州ツアー（LET）から、現状の代表選手が発表された。最終的な出場選手は11月上旬に決定するが、現在、出場が確定している海外の注目選手は、先週の『日本女子オープンゴルフ選手権競技』で『ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ』に次ぐ日本ツアー2勝目を飾ったチョン インジ（韓国）や、現在、日本ツアー賞金ランキング首位のイ ボミ（韓国）。この大会は韓国代表として臨む。また、欧州ツアーからは、今年世界ゴルフ殿堂入りしたローラ・デービースなど。この他にも、世界ランキング上位選手の名前が上がるなど、1ヶ月後の最終発表が待ち遠しい。

　一方、迎え撃つ日本は、菊地絵理香、上田桃子、渡邉彩香、成田美寿々、飯島茜、大山志保、原江里菜。残り2名は未発表だが、まさに、「オールジャパン」にふさわしい豪華メンバーとなった。
開催国としては負けられない。チーム一丸となって初代クイーンを狙いに行く。

◆日本代表選手のコメント
上田 桃子
『まずは、全員が勝つことに対しての意識の強さが絶対に必要になってくると思います。それだけの力とモチベーションのある選手が出場すると思うので、日本人らしいチームワークとホームという地の利を生かして勝ちにいきたいと思います』。

原 江里菜　地元・愛知県出身
『すごい出たい試合だったので出場できることは嬉しいです。団体戦はこの試合しかないですし、昨年の日韓戦で負けた悔しさはあるので、大会形式は変わりますが、リベンジする気持ちで臨みたいと思っています。日本のLPGAチーム代表として出るからには優勝目指して頑張りたいと思います』。