2016.5.14
唯一のアンダーパーで首位独走!小橋絵利子が悲願の初優勝に王手!
2016年LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦『ツインフィールズレディーストーナメント』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)の2日目が、石川県小松市のゴルフクラブ ツインフィールズ(6,526ヤード/パー72)で行われた。首位タイスタートの小橋絵利子が70とスコアを伸ばし、通算5アンダーで2位以下を大きく引き離し首位を独走。5打差の2位には井芹美保子、さらに1打差の3位タイには佐々木慶子と大和笑莉奈が続いている。(天候:曇り時々晴れ 気温:19.0℃ 風速:5.9m/s)
「徹底して手前から攻めた」と、昨日とは違い、アプローチで耐えるゴルフを展開した小橋絵利子。「2本のクラブで迷ったら短いクラブを選んで、乗らなくてもアプローチで凌ぎました。アプローチは嫌いじゃない。ショットの調子がいいわけではないので、(グリーンの)手前を心掛けて回りました」と、9番ホールでは20ヤードをチップインし、前半を35で折り返した。後半も出だしの10番ホールで5メートルを沈めると、その後はすべてパーで耐え凌いだ。「今日はパーオンもしなかったし、耐えるしかなかった」と昨日とは違い、ホールアウト後は疲れた表情を見せていた。
「ゴールデンウィークも休みなしでしっかりトレーニングしました。1日9~10時間ぐらい。基礎の練習はもちろんですけど、特にアプローチを徹底的にやりました」と、今日もトレーニングの成果を発揮。「プレーのレベルも少しずつ上がってきている。5打差もあるんですけど、あるようには思えない(苦笑)。明日、絶対緊張しますしね。でも、折角のチャンス。両親をはじめ、お世話になっている方々のためにそろそろ優勝したい」と表情を引き締めた。昨年からステップ・アップ・ツアーでは、幾度も優勝争いを演じてきた小橋。相性の良い北陸の地で『ツインフィールズレディーストーナメント』初代女王の座に王手をかけた。
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