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2020.6.29

鈴木愛 『あとひと筋…』の惜敗

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

アース・モンダミンカップ カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)最終日

 女王はグッドルーザーでもあった。プレーオフで惜敗した鈴木愛は、復活優勝の渡邉彩香へ惜しみない拍手を送る。「私もいいゴルフをした。でも、彩香さんのほうがいいプレーだったと思う。負けたのは仕方がない」と潔い。3月の開幕を目指し、万全の態勢を構築しながら、コロナ禍で描いてきた調整に狂いが生じる。

 渡邉と同スコアで迎えた18番。決めれば優勝という、7メートルのバーディーパットは、ラインへ乗せたが、カップ手前でストップ。プレーオフへ突入する。同じ18番を使用した決戦。ここでも、7メートルのバーディーパットを迎えた。「ピン手前から打つことを想定して、練習した。でも、あれが入らなければ、勝てませんね」。今度はショートこそしなかったものの、「ひと筋が足りなかった」とため息を漏らす。ボールはカップインの勢いだったが、勝負の行方を左右する運が味方しなかった。

 「優勝争いをせずに2位ならよくできたと思う。しかし、優勝争いをして負けたから、残念。勝てなければ意味がない。特に1W。ショットが暴れていても、よくがんばったと思うけど…。YouTubeで自分のプレーを見返しながら、しっかり分析する」。負けに不思議はない。

(メディア管理部・中山 亜子)

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