2020.11.12
大里桃子 ホステスプロはかくの如し
<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>
第36回伊藤園レディスゴルフトーナメント グレートアイランド倶楽部(千葉県)
年に一度の大仕事。伊藤園所属の大里桃子は2回目のホステス大会を迎えた。「とてもいい流れで、きています」。満面の笑みが好調を物語る。
不振のパッティングが復調傾向。「(2018年CAT Ladiesで)優勝した時のパターへ替えました。おかげで、とてもしっくりきている。安心感がありますね」という。ただし、決断の前は、「富士通レディースでは、4パットを3回。森口さん、塩谷さんなど、たくさんの方々に相談しました。さまざまなアドバイスをいただき、ひとつずつ試したら、いつの間にか自然体で打てるようになっていた」そうだ。
一方で、チャンスをつくる原動力はショットだろう。こちらは、「シーズンオフから取り組んだスイング改造が、うまくいきはじめました。飛距離が伸び、安定感を増している」と自信を深めた様子だ。「テイクバックで腰が右方向にずれていた。前後に動かすイメージに矯正し、スムーズなスイングができるようになっている」と続けた。
ホステス最大の恩返しといえば、もちろん優勝である。「2勝目をしたい」と強く念じているものの、「そればかりを気にしていてもダメ。集中して全力で打つ。シンプルに行きます。目標は内に秘めるものでしょう」と誓った。
(メディア管理部・中山 亜子)
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