2021.4.25
18番のバーディー奪取 山下美夢有、意地の2位
<Photo:Masterpress/Getty Images>
39th フジサンケイレディスクラシック 川奈ホテルゴルフコース 富士コース(静岡県)最終日
優勝した次戦が大事とは、プロゴルファーの将来を占う意味で重要なファクターだ。前週Vで連勝を狙った山下美夢有は2位に終わった。「プレーに集中していたけど、パッティングがなかなか決まらない。流れがつかめなかった」と敗因を分析する。
それでも、18番のバーディーフィニッシュはお見事。147ヤードの第2打を8Iで5メートルにつけた。この日のモヤモヤを吹き払うかのように、きっちりとバーディー。イーブンパーへ戻して最終日を終えた。「パー5でバーディーがひとつだけ。チャンスをつくれなかったのは、ショートゲームの距離感が10ヤードずれていたからです。こういうところを見直して、次の試合ではパー5へ挑戦したいと思う」と、的確に示した。
敗れはしたが、最終組の稲見萌寧、申ジエのテクニックを間近で観察。「おふたりともショットのコントロールが素晴らしい。パッティングも上手です。見ていて、本当に勉強になった」という。課題のひとつ、平均パット数(パーオンホール)37位の浮上のヒントを脳裏に焼き付けた。一方で、賞金ランキングが11位へ浮上。着実に強くなっている。好調を持続して黄金週間へ。19歳の若さは無限大の可能性を秘めている。
(メディア管理部・鈴木 孝之)
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