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2021.8.26

槇谷香が首位 すべてをプラスへ変えた

 2020-21シーズンJLPGAステップ・アップ・ツアー第16戦『山陰ご縁むす美レディース』(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)大会第2日が8月26日、鳥取県西伯郡・大山平原ゴルフクラブ(6,513ヤード/パー72)で行われた。ステップ・アップ・ツアー2勝を挙げている槇谷香が、通算8アンダーで単独首位へ浮上。鈴木麻綾が1打差の通算7アンダー、2位につけ、さらに通算6アンダー、3位の井上希が続いている。
(天候:曇り時々晴れ 気温: 33.5℃ 風速:3.8m/s)

 気がつけば、槇谷香は首位に立っていた。我慢の連続。バーディーが先行したのは後半に入ってからだ。10番、残り78ヤードの第3打を56度で、ピン手前3.5mへ。この日初のバーディー奪取で流れをつかんだ。ただし、11番でもピン手前2メートルのチャンスだったが、ボールはカップの右へ。「集中できていなかった。でも、このホールが教訓になって、悔しいよりもプラス思考へリセットできたと思います。ミスの原因に気づいたことがうれしい」と語った。

 前半は、「チャンスがほとんどなかった」という。客観的に自身を分析できただけに、焦ることもなし。それだけに、残り2つの13、16番は、「すっとアドレスが決まった。ストロークがスムーズで、カップの真ん中からです」という。ボギーフリーのラウンドに満足そうだ。

 19年からメンタルコーチを付け、思考法を鍛錬。「ゴルフだけではなく、プライベートの生活からしっかり整えている。今の私ができるベストを常に心掛けています。背伸びをしないと意味は一緒だと思うけど、否定する言葉は使いません。あすのラウンド、もちろん、そうです」と笑顔をつくる。7月1日、入籍をすませ一生のパートナーができた。私生活の充実も見逃せない。

(ステップ・アップ・ツアー担当=新納 智明)

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