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2022.8.14

吉本ひかる 大会唯一のボギーで惜敗

<Photo:Atsushi Tomura/Getty Images>

NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 軽井沢72ゴルフ北コース(長野県)最終日

 吉本ひかる、久々の最終組の優勝争いは1打差及ばず。惜敗だった。「やり切ったと思います。悔いはありません」とさばさばした表情。ただし、結果だけを振り返れば今大会、唯一のボギーの6番が悔やまれる。

 残り208ヤードの第2打を5Wで左手前のバンカーへ。第3打を4.5メートルに寄せたが、好調なパッティングが唯一、決まらなかった。「スタートの第1打だけ、少し緊張したけど、あとは落ち着いていた。去年の不振を考えたら、ここまでこられるとは考えられなかった」と、改めて復調の手応えを感じている。

 勝負のサンデーバックナインは、パープレー。やはりバーディーを積み重ねなければ優勝へは届かない。こんなことがあった。「インに入ってから、ショットの距離感が合わない。ボールが結構、飛んでいた」そうだ。おそらく、アドレナリンの効果だろう。こればかりは予想外。

<Photo:Atushi Tomura/Getty Images>

 ただし、持ち前のしぶとさは十分に発揮した。13、16番。約3メートルのパーセーブは見事。「パッティングはずっと好調でした」とも。というわけで、これから上昇へ転じることは間違いない。

 「以前の優勝争いは、とにかく必死。それがダメだったのかなぁ。その点、今回は頑張りすぎず、力が入らず。自然体でプレーできました」。これこそ、どん底からはいあがった貴重な経験から得た、本当の強さである。

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