2023.4.6
スタイヤーノ梨々菜が首位発進、2位は北村響と大須賀望
スタイヤーノ梨々菜<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
JLPGAステップ・アップ・ツアー2023シーズン第3戦『Hanasaka Ladies Yanmar Golf Tournament』(賞金総額3,000万円、優勝賞金540万円)大会第1日が4月6日、滋賀県栗東市・琵琶湖カントリー倶楽部 栗東・琵琶湖コース(6,408Yards/Par72)で開幕した。首位発進を決めたのは6バーディー、2ボギーの68をマークしたスタイヤーノ梨々菜。1打差の3アンダー、2位タイに地元・滋賀県出身の北村響、ルーキーの大須賀望が続く。滋賀県出身でヤンマー契約の藤田かれん、前週優勝の橋添穂は1アンダー、5位タイにつけた。
(天候:曇り 気温:17.4℃ 風速:0.9m/s)
スタイヤーノ梨々菜(1位:-4)
「きょうはショットが良かったです。難しいピンポジションのホールでも、狙うところをしっかり決めて打てたし、上手くマネジメントができました。今週、練習ラウンドから背中が痛くて、あまり振りすぎないように意識をしたら、逆に振れてきた。飛距離もでるようになったし、怪我の功名ですね。あしたは雨がかなり降る予報なので、あまりアプローチをしたくない私にとっては、パーオン率がカギになる。ショットで力まず、安全にいきたい」
北村 響<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
北村 響(2位タイ:-3)※滋賀県出身
「16番はバンカーで目玉になってしまった。そこからだいぶオーバーして3パット。それ以外はバーディーチャンスが全部入っていたし、パッティングは良かったです。あしたは天候が悪いですし、きょうのスタートが大事だと思っていた。上位でフィニッシュできたし、良いゴルフができました。1か月前から琵琶湖カントリー倶楽部のメンバーさんと回らせていただいて、今回はどうしても優勝したい-と思っています。あしたも最後まで集中を切らずに、自分のプレーをしていきたいです」
大須賀 望<Photo:Kenta Harada/Getty Images>
大須賀 望(2位タイ:-3)
「琵琶湖カントリー倶楽部のグリーンは速くて難しいので、絶対に手前から攻めるマネジメントでプレーしました。デビューして3戦目でやっと試合に慣れてきた。これまでの2戦は、同期が上にいてちょっと焦りもあったし、落ち着いてプレーできず凡ミスが多かった。きょうは自分のペースで頑張れたのでスコアにつながりました。あしたは雨予報ですが、去年の試合も雨が多くて、鍛えられたと思っています。大崩れしないように、集中して頑張ります」
藤田 かれん(5位タイ:-1)※ヤンマー契約、滋賀県出身
「前半の中盤までは緊張がすごかった。5番でバーディーを獲ってから流れが変わった。たくさんの方に18ホールついていただきましたし、楽しくプレーできました。縦の距離感が合わなかったところもあったので、これから調整したい。今大会で勝ちたい思いがオフからすごく強くて、琵琶湖カントリー倶楽部のラウンド数を重ねてきた。きょうは自信を持ってプレーできました。練習量はしっかりやってきたので、勝ちたい思いを忘れずに、戦い抜きたい」
橋添 穂(5位タイ:-1)
「ショットの調子があまり良くないので、きょうは手前から、手前から攻めるようにした。フラストレーションが溜まるところもありましたが、我慢して、自分をコントロールできた。きょうは短いホールでもピンポジションが難しくて、攻めきれないところもありました。あしたは雨でグリーンが柔らかくなれば、ありがたいですね。短いホールでしっかり攻めて、長いホールは耐えていきたいです」